9月のFXアノマリーは「秋からはじまる大相場」


お月見

先日、手にとった本にこのように書いてありました。

ドル円には、一方的に動きやすい時期と逆方向に動きやすい時期がある。

これはズルい、これはズルいよぉ…。

相場はふたつにひとつしかないのだから、どちらかにはなるでしょうにと思いましたが、どうやらそういう意味ではないようです。

それにしても動くかもしれないし動かないかもしれない、おそらく動かないと思うけれど、大きく動く可能性もあるから注意が必要だ。これらの情報にお金を払う価値はあるのかと思ってしまいます。

春相場と言われる3月から4月は逆方向に動きやすく、夏相場も方向感が出にくく逆方向に動いやすいとのこと。反対に、9月から10月にかけては同じ方向に動きやすくなる傾向があるのだとか。

もちろんこれらはあくまで多数の人が知っていることで、多数の人が知っているといことは優位性はないとも言えます。いつだって相場で利益を得るのは少数の人なのは厳しい現実です。

秋からはじまる大相場、ちょっとこれは見てみたいと思います。

 

9月と10月は同じ方向に動く!?

1995年からの19年間のドル円相場において、9月と10月が同じ方向になったのは、12回。

異なる方向になったのは、7回ありました。

直近においては2013年と2012年はどちらも逆方向。

百歩譲ってどちらも小さなローソク足で方向転換を示唆していたと言えるような言えないようなといった具合です。

ローソク足の色で判断するシステムでは不可能ですね…。

裁量トレードをする方の手法をEA化していて思いますが、オシレータが上の方に向いたらというのをきちんと定義できる人は多くないようです。これが悪いと言っているのではありません。

ただ、人間ではなくプログラムに動いてもらう以上は定義する必要があります。これは裁量トレードのFX商材の逃げ道とも言えます。

「そこは値動きの勢い」などと言われたら返金を求めようにもできません。

そのようなものには近づかないが吉です。

 

2014年の9月と10月はどう動く!?

とある事情から、このブログ記事は10月に入ってから書いているのですが(今日は10月5日です)、9月のドル円の足は大きな陽線となりました。

始値が104.84円に対して終値が109.64円なので、実に500pipsも上昇したことになります。

ドル円でこれだけのボラティリティがあるのも珍しいですよね。

ちなみに大きな値動きで知られるユーロ円は約200pips、ポンド円は500pipsとなりました。ポンド円と同じ値幅というのは驚きです。

これがアノマリー通りなら10月は同じ方向に動く…かも!?

あくまで個人的な考えですが、相場は予想するのではなく、身を委ねてシステムを作った方が良いと思っています。

上がるか下がるかは50%、それを優位にするためにファンダメンタルズを取り入れるというのはよく見かけますが、実際にそれで利益を得ているという人は少なくとも僕は直接見たことはありません。

たまに証券会社が企画するリアルトレードバトルのような場所で元ディーラー(?)さんたちが参加するとことごとく負けているのをみると、やはり相場は誰にも平等なのだと思わされます。

 

相場分析は難しい…

経済エコノミストやコラムニストと呼ばれる人が分析する「ファンダメンタルズ」と呼ばれるものは、一見(聴くのは耳ですが)すごいことを言っているようですが、よくよく考えてみるとそれは当然なことだったり、後付けだったりするものが大半です。

そもそも本当にそれで毎回予想が当たっているならそういうお仕事を必死にしなくても良いのではないかというのは暗黙の了解になっています。

少なくともFX相場をやる上で、通常耳に入ってくるニュース以外のファンダメンタルズの情報を有料で購読するというのは、些か疑問を持ってしまいます。

FX相場から他人のお金を得ようと思いながら、自分のお金が奪われるだけの「養分」と化さないよう、注意したいところです。

雑誌に載っている情報も本当に効果があるのなら、僕たちが目にする前に見る編集者さんたちが実践して、きっと編集のお仕事はやめてしまうのではないだろうかという疑問があります。

これは実際に取材があったというトレーダさんに聞いたお話ですが、取材そっちのけで「どうやってトレードすると儲かるか」という話ばかりになってしまったとありました。

人間が判断する以上、情報はきちんと管理する必要があるのかもしれません。商材サイトも管理する側にとっては丸見えなんですよね…。どんなに社長さんが素晴らしい人間でも、その下で働くすべての人間を信じるというのは少し難しいのではないかと思います。

 

まとめ

9月のFXアノマリーは「秋からはじまる大相場」、いかがでしたでしょうか。

アノマリー通りなら10月もガンガンと上昇するかもしれません。

相場がどのような動きを見せても、噂に振り回されることなく、安定した利益を獲得するにはきちんとした手法を作るのがいちばんです。

FXは複数の手法を複数の通貨ペアで運用することで利益は安定します。トレンド相場のあとのいやぁなレンジ相場を乗り切っていきましょう。


The following two tabs change content below.
しゃまらーしか

しゃまらーしか

ひょんなことからFXサイトを作ったシステムトレーダ。東京都港区在住。スプレッドシートを使って過去のチャートを分析するのが得意です。MT4を使ったEAの開発もしています。大好物の甘い物を求めて、今日もVivienne Westwoodのお洋服をこしらえて甘味処を探索しています。

You may also like...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA