FXを覚えるために多くのトレーダは本やインターネットを活用します。
今や読書をする人の割合は10%と言われているので、その中のさらに一部の人がFXをやっていて、さらにその中の10%の人が利益を出している計算になるのでしょうか。
はい、もちろん違うと思います。
「いいえ、もちろん違います」と答えなければ英語の試験は「バツ」が付いてしまいそうです。
普段、読書をしなくてもFXのためにはと願うトレーダさんが多いと思います。少なくとも普段周りを見ている限りですが…。
今日のテーマは「FXの初心者が読んでみたい本」。Amazonで検索した本を見ていきたいと思います。
目次
ザイFX!THE MOOK 世界一やさしいFX超入門!
FXの初心者向けの本は大量に発売されているので、そのすべてを見ることはできませんし、玉石混淆のため、推薦とはまた別ものであることをご了承ください。
最初にヒットしたのは、「ザイFX!THE MOOK 世界一やさしいFX超入門!」。
さすが「ZAi(ザイ)」が出版しただけありトップクラスの人気を誇っています。私もFXを始めるタイミングがこの時期だったら、間違いなく買っていたと思います。読んでいる限り、初心者にはぴったりの内容ばかり。個人的には冒頭にあるアンケートが興味津々でした。
初心者向けの本はどれか1冊を選んだら、それを熟読して違うものに手を出さない方が良いと思います。僕は色々な本を読みましたが、結局どれも似たことばかり書いてあるので特に役に立った記憶がありません。きっと養分になっていたのだと恥ずかしながら反省します。
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はじめての人のFX基礎知識&儲けのルール / 山岡 和雅
続いてご紹介するのは、「はじめての人のFX基礎知識&儲けのルール」。
2006年に発売された本ながら、実は知らなかったので、先ほど書店に行って見てきました。まさしく初心者向けの「基本」が書かれている一冊です。
このくらいの内容だとインターネット上にもありますが、書籍としてまとまっている点と、インターネット上の無料情報はどうしてもアフィリエイト寄りになりがちなので(書籍もスポンサー寄りになりがちですが)、それらに抵抗がある方は書籍で読むのをおすすめします。
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一番売れてる投資の雑誌ザイが作った「FX」入門
ザイFX!編集部と羊飼いさんによる著作です。
誰もが知るFXトレーダである羊飼いさん、トレードにアフィリエイトにとすごいです。
ちなみにこの本は僕がFXを始めようと思ったときに最初に読んだ本でもあります。ここから山あり谷ありで今があると思うと個人的に感慨深い一冊です。テクニカルやファンダメンタルズ、各国の指標やその影響力など、初心者が基本を知るのにおすすめの良書だと思います。
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奈那子流 FXで勝ち残る7つの法則
主婦トレーダと呼ばれる人の中で、間違いなく今もっとも活躍されていると言える奈那子さんさんの著作。
毎年のように話題の主婦トレーダが出てきて本を発売しては、主婦トレーダの憧れの的となるのがFX業界。いわゆる1000円本と呼ばれるものになります。特に主婦トレーダにはウケの良い一冊だと思いました。
ただ、気をつけなければいけないのは、様々なメディアで「女性は感覚が優れいている」と持てはやされている点です。女性の感覚の優劣はともかく、それで相場が勝てるほど甘い世界ではありません。
少なくとも圧倒的に男性トレーダが多いのが現実です。男性が優れているとか女性が劣っているとかではなく、ただ情報に振り回されることなく、優位性のある手法を淡々と続けられる人だけが利益を出せるのだと思います。
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岡安盛男のFXで稼ぐ51の法則
たしか他にも名前を見たようなと思うと、「岡安盛男の稼ぐFX 実戦の極意」などの著作もある岡安盛男さんによる「岡安盛男のFXで稼ぐ51の法則」。
本作は2011年10月に発売された「岡安盛男のFXで稼ぐ47の法則」の中身を刷新したものと思われます。掲載されているテクニカルなどは一度検証してみるのが良さそうです。
ディーラーと呼ばれる人たちの書籍は説得力があるのですが、どうしても食指が動かないのが正直なところだったりします。どの本も一見読めば勝てそうなのですが、やはり「うーん…」となってしまうのはこの世の常なのかもしれません。
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まとめ
FXの初心者が読んでみたい本、いかがでしたでしょうか。
今回は検索したタイミングで上から順番に選んでみました。
一定の時期を超えるとなかなかFXの本を見るというのは少なくなってくるため(特に1000円本)、とても楽しく調べることができました。
実際に役立つのはそれなりの値段がする本になってしまうことが多いのですが、誰もが通る入門編にはぴったりの本ばかりです。
また、定期的に書店などでFX本を見るのは刺激になるのだと、改めて感じさせられました。これを機に続けてみたいと思います。