【第43回】ローソク足の見方ひとつで稼ぐ


ローソク
FXのテクニカル分析の基本中の基本といえばローソク足です。

一定期間における相場の始値、高値、安値、終値を表すローソク足チャートは江戸時代の相場師、本間宗久(ほんまそうしゅう)が発案したと言われています。

江戸の賢人に学ぶ「相場の極意」

「相場師」という響き素敵ですよね。私め、どうも「コンサル」などといったカタカナの肩書には鳥肌が立ってしまう性質ですので日本語に憧れます(英語を知らなくて良いという意味ではありません)。

さすがにローソク足の見方を当サイトで知るという方はいらっしゃらないと思いますが、確認の意味を込めて少しばかりおさらいしておきましょう。

何度か書いているように、当サイトは「これからFXを始めよう」と目が¥マークになって意気揚々としている方より、どちらかというとFXに負けて疲れてしまった、様々な商材を買ってきたのに利益が出ない、そんな方が多いと思います。

実際にサイトを通してお会いした方も十中八九そのように感じます。

ただし、自分の力でシステムを組めるようになりたい、テクニカル指標に依存せずシンプルなシステムを作りたいなど、狙っているところが高い傾向もあります。これぞ読者層を限定するソーシャルフィルタリング(←カタカナ)。

さて、阿漕な商売には目もくれず淡々とシステムトレード(←カタカナ)を続けてまいりましょう。

 

ローソク足の基本

ローソク足は一定期間におけるとありました。

これは日足なら24時間の値動きを、1時間足なら1時間の値動きを表します。期間が短いほど値幅は小さく、長いほど値幅が大きくなります。

  • 始値(はじめね):ローソク足のはじめの値段
  • 高値(たかね):いちばん高い値段
  • 安値(やすね):いちばん安い値段
  • 終値(おわりね):ローソク足の最後の値段

「始値」は「はじめね」と「はじまりね」の1種類の呼び方があるようです。以前、「はじまりね」と言う人がいたので気になって調べました。

もし、「約定」を「やくてい」と言っていたら恥ずかしいですものね。こちらは「やくじょう」の1種類のみとなります。

FXは月曜日から金曜日まで24時間取引ができるため、ローソク足の終値と次のローソク足の始値が異なることはあまり多くありません。

週明けだけは金曜日の終値と月曜日の始値が乖離することがあります。いわゆる「窓埋め」を狙う手法も頻繁に行われているようです。

  • 陽線(ようせん):始値より終値が高いローソク足
  • 陰線(いんせん):始値より終値が安いローソク足

連続した陽線が続けば上昇トレンド、連続した陰線が続けば下降トレンドを表します。

相場はノイズが混ざってしまうため、トレンド相場でも陽線と陰線が交互に表示されるときがあります。そのため、フィルタとして平均足(コマ足)を使う人も多いようです(僕は使っていません)。

 

ローソク足の応用

「ローソク足の見方ひとつで稼ぐ」という大それたタイトルを付けたにもかかわらず、ここまでローソク足の基本のみとなっています。

ローソク足の見方というのはインターネット上を見ると様々な情報が出まわっています。

たとえば、「ヒゲが長い、短い」「実体がある、ない」などローソク足の形から値動きを予想するという見方もあるようです。

システムトレードにおいて、これらの分析が無駄とはいいませんが、「ヒゲが長い」とは「始値と終値の値幅に対してどれだけ高値までの値幅がある」というように、「ヒゲの長さ」を定義する必要があります。

裁量トレードでは曖昧にして「値動きの勢い」といったもので片付けれられる問題も、システムトレードでは定義できなければ役に立たないも同然です。

ローソク足の見方はローソク足の形を使ったものと、ローソク足数本分が形成するチャートパターンもあります。いわゆる「Wトップ」や「Wボトム」「ペナント」と呼ばれる類のものです。

そして、もうひとつローソク足のパターンを使ったものがあります。

 

ローソク足のパターンを使う

ローソク足には大きく分けて陽線と陰線ふたつがあります。

上昇トレンドでは陽線が出現しやすくなり、下降トレンドでは陰線が出現しやすくなります。

「鶏が先か、卵が先か」ではなく、陽線が出現しやすい(始値より終値が高いことが多い)から上昇トレンドができると表す方が正しいかもしれません。

さて、テクニカル分析は難しいことをした方が利益が出ると思われていますが、実際は真逆のことが起こることが多いようです。

反対に小学生にもできる売買の方が長期的に安定した利益を生むことは多々あります。

ローソク足のパターンを使った売買には「前日が陽線だったら買う」「陽線が◯本続いたら売る」などが考えられます。

ローソク足のパターンは僕も手法のひとつとして使っています。

毎月掲載している「成績」の中にたまに出てくる「リスク許容型」の売買もローソク足のパターンのみで売買する手法です。実際はローソク足のパターンと資金管理を合わせて使っています。

エクセルを使えるならこれらのチャートパターンの分析は容易にできるのでぜひ試してみるのをおすすめします。

 

まとめ

【第43回】ローソク足の見方ひとつで稼ぐ、いかがでしたでしょうか。

難しい手法を使うと利益が出そうですが、それは多くの人が思うことであり、相場の世界は少数の人が利益を出します。

もし、今までのやり方が上手くいかないと思ったときは、すべてを捨ててシンプルにするのも良いと思います。


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しゃまらーしか

しゃまらーしか

ひょんなことからFXサイトを作ったシステムトレーダ。東京都港区在住。スプレッドシートを使って過去のチャートを分析するのが得意です。MT4を使ったEAの開発もしています。大好物の甘い物を求めて、今日もVivienne Westwoodのお洋服をこしらえて甘味処を探索しています。

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