特に目の前で相場を張っていたわけではありませんが、システムトレーダの端くれとしては気になるところです。
21時30分が過ぎ、手元の小さな画面(←回りくどい)でチャートを確認しても大きな値動きはなく、今回はつまらないなと思ってしばらく時間が経過したところで冬時間になったことに気付く…。
さて、今回の雇用統計はどのような結果だったのでしょうか。
米・10月雇用統計
今回の雇用時計の結果を見てみたいと思います。
予想 | 結果 | |
非農業部門雇用者数 | +23.5万人 | +21.4万人 |
失業率 | 5.9% | 5.8% |
FXの情報サイトは数あれど、結局Yahoo!ファイナンスに落ち着くという拘りのなさですが、以上の結果となりました。
僕の最期はYahoo!葬儀にしたいと思います(「今なら初月無料!」とかありそうです)。←Yahoo!エンディングというサービスがあるそうです
話が大幅に逸れましたが、非農業部門雇用者数は予想より悪く、失業率は予想よりちょい良いという順張り組にとってはこれ以上ないやりにくい結果となりました。
しかもドル円相場の地合いは相当強いときたもんだ(こんな言い方したことありません)。
米・10月雇用統計のトレード結果
「すべてがFXになる」のコンセプトから雇用統計のときくらいイベントっぽい記事を書くと決めた記憶があるので、今回も雇用統計時のトレードの中からひとつの手法の成績を掲載します。
- ドル円:-80pips
- ユーロドル:-60pips
- ユーロ円:-88pips
- ポンド円:-94pips
- ポンドドル:-68pips
と今すぐにも頭を丸めて駅前でお賽銭を募集したいような結果となりました。
代表的なドル円は結果が悪い→でも円安だぁぁ→やっぱダメぇぇな動きだったような気がします(あくまでチャート上です)
ちょっとだけ真面目なこと
今回の雇用統計の結果は日中足を使ったトレードの成績は良くないものとなりました。逆に前回は良い結果となりました。
そのシステムの優位性がある以上、続けることが大切なことと言えます。
また、少し長めな順張りの日中足の手法では往復ビンタになりましたが、指標などのノイズの影響を受けにくい日足や週足などで補完できるのが手法を分けることで得られる最大のメリットです。
雇用統計を「ノイズ」とするのは語弊があるかもしれませが、長い足で考えるとやはり一時の動きに過ぎません。
もちろんその「一時」の動きから利益を得る手法も素晴らしいことです。そのためにいくつもの手法を持つことが必要になってくるのだと思います。
まとめ
米・10月雇用統計、いかがでしたでしょうか。
損失出して偉そうなことを言うのは負け犬の遠吠えに聞こえますね…。
とは言え、ひとつの手法で損失を出したときに大きなドローダウンを抱えるより、いくつかの手法に分散した方がリスクが圧倒的に減るというのも事実です。
9月の円安相場からさらに円安が加速した10月の為替相場。どちらに動いても安定して利益を獲得できるように頑張っていきましょう。
雇用統計はホントに荒れました。
わずか数分間での動き、異常でした。
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