世間はすっかり冬時間(というより夏時間が終わりが正しそう)、22時30分過ぎにチャートを見てみると円相場はグングン上昇しているようです。
結果がとても良かったのかなと思いましたが、その前から上昇していた模様、ちょいとここでは雇用統計を振り返ってみたいと思います。
米・11月雇用統計
雇用統計が発表された瞬間にササッと入ってだな…。どこぞのFX会社がスプレッドが開く、あすこのFX会社はスプレッドが開きにくい、そんな「指標スキャル」全盛の時代もあったようなとふと懐かしく思いました。
あの頃威勢良かった人たちは今は見る影もありませんが、きっとどこかで元気に暮らしているのでしょうか。
指標スキャルだけではありませんが、ユーロペッグを利用したユーロスイス、早朝のレンジ相場を利用した早朝スキャルだけに依存した方法はとても危険です(あくまで個人的な価値観です)。
何はともあれ雇用統計の結果を数字で見てみましょう。
予想 | 結果 | |
非農業部門雇用者数 | +23.0万人 | +32.1万人 |
失業率 | 5.8% | 5.8% |
いつもの通りYahoo!ファイナンスで見るという拘りのなさを発揮したところで(本当はブルームバーグをだなとか言えたらカッコ良いと思います)、とても良い結果だったようです。
非農業部門雇用者数が予想よりも+9.1万人も良い結果となったことで、大きくクロス円相場が上昇しました。
ただでさえアゲアゲ相場にこの結果では火に油を注いだような結果と言えるでしょう(どこか使い方が間違っているような)。
米・11月雇用統計のトレード結果
「すべてがFXになる」ではせめて雇用統計くらいはほぼリアルタイムで結果を発表して、トレーダらしいことをしようと心がけています。
本当は「プラスになったお(^o^)/」と少しオッサン臭のする顔文字で書きたいのですが、何せ勝率が50%程度というもので…。
今回の雇用統計のトレードの結果は以下の通りです。
- ドル円:+122pips
- ユーロドル:+68pips
- ユーロ円:+46pips
- ポンド円:+109pips
- ポンドドル:-124pips
クロス円は発表前からの上昇相場でそのまま素直に利益になりました。ポンドドルだけ蚊帳の外になり往復ビンタのような成績です。
雇用統計の成績を振り返ってみる
「すべてがFXになる」は始まってからまだ数ヶ月程度の新参サイトです。
サイトを始めてから雇用統計の日だけはひとつの手法の成績を抜粋して成績を掲載しています。そこで今年(と言ってもまだ数回分)の雇用統計の成績を出してみたいと思います。
計 | +141 | +160 | -17 | +28 | -126 | +186 |
ドル円 | ユーロドル | ユーロ円 | ポンド円 | ポンドドル | 計 | |
2014年9月 | +29 | +28 | +17 | +27 | -67 | +34 |
2014年10月 | +70 | +124 | +8 | -14 | +133 | +321 |
2014年11月 | -80 | -60 | -88 | -94 | -68 | -390 |
2014年12月 | +122 | +68 | +46 | +109 | -124 | +221 |
たった4ヶ月なので優位性があるのかすらどうか分からないと思いますが、かろうじて数字だけではプラスになっています。
きっとこれを見るとポンドドルがやたら数字が悪く見えますが、あくまで直近4ヶ月の数字なのでそこはご了承ください。
まとめ
米・11月雇用統計、いかがでしたでしょうか。
12月に発表された11月の雇用統計など表記が分かりづらい点があるかと思いますが、12月に前月の結果が発表されたと考えると良いと思います。
雇用統計が終わればいよいよクリスマスに向けて閑散とした相場が始まりそうです。
僕はトレードを止めることもなくいつも通り続けていきますが、お休みする人はまたクリスマス明けに、続ける人はまた頑張っていきましょう。