2015年4月3日(金)、米・3月雇用統計が発表されました。とここまで書いておいてなんですが、fx-onでも雇用統計について触れてここでもというのは少し窮屈な気がします。事情が変わるのは仕方ないので(悪い意味ではない)、こちらの雇用統計の記事も考える必要があるのかもしれません。
導入文に外部リンクを貼るというのはご法度ですが、fx-onで書いた記事は「米・3月雇用統計、fx-onの人気EAの成績を見てみるの」になります。
それでは気を引き締めて米・3月雇用統計を見ていきたいと思います。
米・3月雇用統計
米・3月雇用統計の結果は以下のようになりました。
- 失業率:予想5.5%→結果5.5%
- 非農業部門雇用者数:予想23.5万人→結果12.6万人
失業率は変わらないものの、非農業部門雇用者数が予想23.5万人に対して、結果が12.6万人。これは2013年12月以降で最小になるそうです(ブルームバーグより)。
実際にFXをやっていると失業率とか雇用者数とかどうでも良いから、予想に対して良いの?悪いの?となってしまいますよね。それ以上に上なの?下なの?が正しいかもしれません。
これは経済という面から見るとふさわしくないのかもしれませんが、トレーディングという面から見たらたしかにそう(正しい)なのかもしれません。どんなに相場を分析したところで口だけでは利益を得ることはできないのが世の常。貯まるのはアナリストの原稿料だけです。
米・3月雇用統計のトレード結果
今回の雇用統計のトレードの結果は以下の通りです。
- ドル円:-32pips
- ユーロドル:+98pips
- ユーロ円:+41pips
- ポンド円:-54pips
- ポンドドル:+48pips
閑散相場でかなりスプレッドが開いていた印象があります。たまたま移動中の電車に乗っていて今月もリアルタイムで相場を見ていました。自分がどこに仕掛けているかは分かるので、レートが動く度に「あっ往復ビンタだな…」というのが分かります。
ユーロドルやポンドドルのように(ポンドドルはドテンしましたが)ドルストレートは比較的素直に上昇したようです。先月もユーロドルは素直な動きでしたが、ここで「最近の相場は」とは言わないのでご安心くださいませ。
いつでも上がるか下がるか、トレンドができるかレンジに終結するかしかないので(当たり前ですが)、順張りと逆張り、通貨ペアに分散、異なる時間足に分散するのが良さそうです。
長い時間足を使ったトレードは小回りが利かないという短所がありますが、指標などのノイズ(なんて表現したらスキャルパに怒られそうですが)の影響を受けないという長所もあります。また、大きなトレンドが発生したときに出たり入ったりしなくて良いため、利益が最大になるという特長もあります。
そのため、どちらかに固執するのではなく、最大負けで枚数を調整し(利益で考えてはいけません)、同時に稼働させるのがおすすめです。
そのようなトレードをしていると、勝った負けと言うことはなくなり、定期的な上げ下げからときに大きな利益を得られるようになります。
閑話休題
あまりに遅いご報告ではございますが、当サイトは2015年3月の約1ヶ月間、ハッキングの被害に遭っていました。サイト上に分けのわからないリンクを貼られていたり、スマホからアクセスすると某国の出会い系サイトのようなところにリダイレクトされたり。
Googleさんからは手動で対策をされてしまい、一時はアクセスが5分の1ほどまで低下してしまうという憂き目になりました。地下ながらまずはサイトを避難させ、セキュリティを強固なものにし、スパムコードなどを除去し、改めてGoogleさんに再審査を依頼して、おかげさまで現在は元通りになっています。
それに伴いというわけではありませんが、増えてきたカテゴリィをまとめるなどしました(「検証結果」と「シグナル配信」を内容に合わせて「コラム」や「手法」に割振りました)。今後も変更することがあると思うので、どうぞよろしくお願いします。
当サイトの人気上位のページに常に「fx-onの記事」が入っています。完全なる外部リンクのため不思議な心地ではございますが、ご覧いただけているというのは嬉しいです。
まとめ
米・3月雇用統計、いかがでしたでしょうか。
ドル円はこれから上昇するのか調整するのか。はたまた下落するのか(fx-onでも似た書き方しているような)。手動でも自動でも(僕は両方使います)一定のシステムに従って雨が降ろうが下水の臭いが上がってこようが淡々とトレードしていきましょう。