米・5月雇用統計


倒産
2015年6月5日(金)、米・5月雇用統計が発表されました。

先月はどうだったかなと調べていると、ちょうど早朝にイギリスの下院総選挙の結果を受けてポンド買いがあった日だったようです。「そうだった、そうだった」と同じフレーズを二度繰り返したところで、月日が経つのは本当に早いと感じます。

ボーッとしているから早いのか、何かしら集中していると早いのか、あまりに「時間がない」と行っていると意識高い系に分類されてしまうので注意が必要です。

そうは言ってもFXをやっているなんてことが世間の方にバレてしまったら、意識高い系に分類されてしまったも無理はありません。出る杭は打たれることを知り、世間では「FXなんてやらないもん」と声高に宣言するが吉でございましょう。

このあたりで米・5月雇用統計の結果を見ていきたいと思います。

 

米・5月雇用統計

米・5月雇用統計の結果は以下のようになりました。

  • 失業率:予想5.4%→結果5.5%
  • 非農業部門雇用者数:予想22.5万人→結果28.0万人

失業率は前回が5.4%で、今回は予想が5.4%に対して結果が5.5%でした。失業率だけ見ると少しだけ結果が悪かったようです。

非農業部門雇用者数は予想の22.5万人を大きく上回る28.0万人となりました。前回の結果は22.3万人ということを見ると改善されたことが分かります。

ということで失業率が多少悪かったようですが、非農業部門雇用者数が大幅に良かったこともあり、相場は大きくドル買いで反応しました。

 

1ドル125円と為替介入

ドル円は125円台後半と目標とされていた125円を超えて、Yahoo!トップに掲載された「THE PAGE」の記事には、「過度な円安を防ぐための為替介入があるのか」とありました。

(参考サイト:続く円安、政府による為替介入はあるのか?

内容をまとめると

(市場の動きに逆らった介入はあまりよい成果を上げていないということから)2011年以降、日本政府は為替介入をほとんど行わなくなりました。また自由市場を重視する考え方が年々強くなっており、過度な介入は国際的にも許容されなくなっています。

また、円売り介入はあっても、円買い介入はおそらくないようです。

日本はどちらかというと輸出企業の方が強いため、円高が進行する方が打撃が大きい印象があります(トヨタは1円円高になると350億円の為替差損が出る)。1ドル80円の頃に言われていたことなので、大きく円安が進行した今、為替差益がすごそうです。

反対に輸入企業を中心に円安倒産も目立つようになりました。

 

円安関連倒産

2013年1月から2015年4月までの倒産企業を分析した結果が「帝国データバンク」にありました。

概要をまとめてみます。

  • 4月の円安関連倒産は35件(前年同月比+52.2%)
  • 2013年1月以降16ヶ月連続前年同月比増加
  • 中小・零細企業が全体の9割弱
  • 繊維・アパレル関連で目立つ

データをもとに書き直したため、引用ではなく箇条書きで失礼します。

(参考サイト:第7回 「円安関連倒産」の動向調査

ここでの倒産企業は「負債1000万円以上、法的整理のみ」とあるので、あくまで狭義での倒産となります。より小さいものを含めるとさらに大きな影響があると思われます。

一時的に円安や円高が加速するとどうしても企業に影響が出てくるようです。景気が悪いときは高いお洋服の売れ行きが悪くなり、ファーストリテイリング(ユニクロ)のような会社の業績が良くなったりとシーソーのようになっていきます。

お仕事をやる上で「為替」を知るというのは大切そうです。

 

米・5月雇用統計のトレード結果

今回の雇用統計のトレードの結果は以下の通りです。

  • ドル円:+80pips
  • ユーロドル:+84pips
  • ユーロ円:-13pips
  • ポンド円:+38pips
  • ポンドドル:+43pips

相場が大きくドル買いで反応したことから、ドル絡みの通貨ペアはきれいに利益となっています。その分ドル円とユーロドルにひっぱられたユーロ円は方向性に乏しくマイナスでした。

ポンド円とポンドドルは特に影響がなかったように感じます。ポンド絡みの通貨ペアはたまに大きな動きを見せるときがあるので、短期売買には欠かせない通貨になっています(あくまで個人的な価値観なのですが)。

 

閑話休題

突然ですが、当サイトはGoogle AdSenseによるなけなしの広告で運営している事実上ボランティア化しているサイトです。Google AdSenseは分母があってこそなので、FXの中のシステムトレードかつ辺境という当サイトにおいては、サーバー代やドメイン代はともかく、記事を執筆する時間があるので大幅な赤字と言えます。

オープンでEAなりを販売して利益を資金にするという考えもあるのは分かりますが、個人的には相場をする以上、そちらに手を出しては終わりだと思っています。また、今後はEAなどのシステムトレードのツールは無料化がされると考えています。

僕自身は幸か不幸か特に時間に制約される生活を送っているわけではないので、できる範囲でシステムトレードの無料というものを朧気に想定しています。もちろんこれまでに多数の輩を見てきているため、サイト上にファイルを公開して「はい、終了」というわけにはいきませんが、お会いするなどしてお話を聞けばフリーでお渡しできるのではと甘い幻想を抱いています。

あくまで相場を中心にするため進捗は少しずつですが、システムトレードをやっていこうと思っている方の実績となれば、それ以上心強いものはありません。ということを思っているこの頃でした。

 

まとめ

米・5月雇用統計、いかがでしたでしょうか。

多くのアナリストが予想していた通り、6月に本当に1ドル125円を達成しました。この次はどうなるか分かりませんが、大きく上下する相場に必死に縋りつきながら相場を続けていきたいと思います。


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しゃまらーしか

しゃまらーしか

ひょんなことからFXサイトを作ったシステムトレーダ。東京都港区在住。スプレッドシートを使って過去のチャートを分析するのが得意です。MT4を使ったEAの開発もしています。大好物の甘い物を求めて、今日もVivienne Westwoodのお洋服をこしらえて甘味処を探索しています。

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