米・9月雇用統計 – 順張りで勝てなければ逆張りも使う


アイディア
2015年10月2日(金)、米・9月雇用統計が発表されました。

そして「9月・雇用統計」ということは今は10月、そろりそろり夏時間から冬時間へ移行がある頃合いでもございます。夏時間から冬時間というより夏時間が終わって、通常になるというのが正しい表現です。

本来、冬時間なんてものはなく、ただ「夏時間」ができたに過ぎません。夏時間ができたことにより、これまで普通にしていた季節は「冬時間」という名前を付けられてしまいました。日本は「夏時間」を採用していないので、年中「冬時間」になってしまいます。

ただ働いていないだけなのに、「ニート」と呼ばれてしまうのと同じです。法人を設立しただけなのに「社長」と呼ばれてしまうのと同じです。いえ、世の中には「社長」と呼ばれたいだけで「法人」を設立する方もいらっしゃると耳にします。

どうか中身のない虚栄だけの姿勢とはおさらばして、ここはひとつ雇用統計に打ち勝ってみたいところです。

 

米・9月雇用統計

米・9月雇用統計の結果は以下のようになりました。

  • 失業率:予想5.1%→結果5.1%
  • 非農業部門雇用者数:予想20.1万人→結果14.2万人

ロイター通信「米雇用統計、予想大きく下回る:識者はこうみる」にもある通り、非農業部門雇用者数が予想より大幅に下回る結果となりました。

8月分も13万6000人増に下方修正され、雇用の勢いに急ブレーキがかかった。 賃金も減少し、米経済が年内の利上げに耐え得るのか疑問符がつく内容となった。

先月も、予想21.8万人→結果17.3万人と予想より大きく下回りました。利上げを目の前にして、2ヶ月連続の雇用悪化が気になります(FXの結果とは関係ありません)。

そういえば、「識者はこうみる」というタイトルは「識者」が付けているのでしょうか。

それとも、

識者「今月の執筆ができたので納品します」

編集者「ありがとうございます。タイトル変更『識者はこう見る』と」

と変更されているのでしょうか。まさか自分で「識者」というわけにもいきませんし、このあたりはたまに気になったりします。

 

米9月雇用統計のトレード結果

今回の雇用統計のトレードの結果は以下の通りです。

  • ドル円:-23pips
  • ユーロドル:±0pips
  • ユーロ円:-24pips
  • ポンド円:-99pips
  • ポンドドル:+78pips

発表と同時に下がったものの、結果的には乱高下気味という相場になりました。ドル円、ユーロドルともに利益は出ていません。

ユーロ円とポンド円はドルストレード(ユーロドル・ポンドドル)に引っ張られる形となりより乱高下が目立ちます。

唯一ポンドドルだけはほぼ関係ないといった具合にきれいに上昇してくれたことから利益が出ています。

 

順張りで利益が出ないときは逆張りを使う

よくFXトレーダさんとお話していて会話に出るのが「どうやってトレードするか?」「順張り?」「逆張り?」「経済指標のときは?」というテーマです。

一般的にブレイクアウトなど順張り手法の場合、トレンドが出ていないときは利益が出ず、逆張り手法の場合、トレンドが出ていないレンジ相場のときに活躍します。

反対に、トレンドが発生するとこれまでの損失をすべて取り返しておつりが出るくらい順張り手法は活躍し、逆張り手法はコツコツドカンを繰り返す形になります。

これはよく言われる「今の相場()」とは異なります。

「逆の手法なら利益も損失も出ないじゃん」と思われてしまうかもしれませんが、順張りは1歩ずつ下がって3歩下がって5歩進みます。逆張りは1歩ずつ進んで5歩進んだところで3歩進みます。

そして、残った2歩が利益になります。順張りの場合、負けて当たり前というメンタルを持つことが大切ですし、逆張りの場合、1回の負けにも動じないメンタルを持つことが大切です。

これはどちらが良いではなく、相場には異なる顔があるため、ひとつの手法ではなく、複数の手法を使った方がドローダウンを下げられることを意味します。

 

手法を検証することで気持ちが楽になる

「負けても大丈夫」という気持ちを持つには、過去のチャートからどれだけのリスクがある(連続負けや最大ドローダウン)などを知る必要があります。

その結果、自分の許容範囲などを知ることができるのです。

過去の最大ドローダウンを更新するまでは、何があっても動じず、本当の意味で「淡々と」トレードする必要がありますし(最近相場の世界では「淡々と」って言葉が安売りされている気がします)、反対に決めたリスクを超えた場合は手法を停止させる判断が必要です。

手法に振り回されてトレードするのではなく、自分が監督になって手法を使ってトレードしているという方が気持ちは楽になると思います。これは人を使って仕事をするという面でも同じはずです。

 

雇用統計に当てはめてみる

たとえば、昨日の相場だと順張り手法は上手く機能していませんが、ちょいとトレードする逆張り手法は機能することが分かります(分かるもなにもインジケータもなにもありませんが)。

【ユーロ円】
ユーロ円のトレード結果

【ポンド円】
ポンド円のトレード結果

ちなみに調子が良かったときの手法を交互に出すことで勝率90%のブログを作り出すことは可能ですが、そのあたりとは差別化をするためにもできるだけ同じ手法の成績を掲載しています。

そうは言いながらも、順張りで利益が出ない月は逆張りの手法をちょこちょこ出すという人間の汚さが見えるブログになっています(おい)。

 

まとめ

米・9月雇用統計、いかがでしたでしょうか。

順張りと逆張りを使い分けることが大切と言っても、個人的には大きなトレンドが発生しているときの方が楽だったりします。そのためには普段から負け癖をつけておくのが大切だと思います。

そして、負け癖の間はお金にはならないので、できる限りFXだけに収入を依存しない、リスクヘッジする体質を作ることも大切です。

さて、カタカナが多く出て意識高い系に分類されてしまう前に(手遅れ)このあたりでお暇したいと思います(ITリテラシー)

 


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しゃまらーしか

しゃまらーしか

ひょんなことからFXサイトを作ったシステムトレーダ。東京都港区在住。スプレッドシートを使って過去のチャートを分析するのが得意です。MT4を使ったEAの開発もしています。大好物の甘い物を求めて、今日もVivienne Westwoodのお洋服をこしらえて甘味処を探索しています。

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