
2016年8月5日(金)、米・7月雇用統計が発表されました。FXトレーダーたるもの雇用統計の数値は気にされる方が多いのでしょうか。かくいう僕はまったくで…。最近もう少し雇用統計も「うわぁーい、お祭りだーい」と盛り上がらないとと思っているほどでございます。
それでは米・7月雇用統計の結果を見てまいりましょう。
米・7月雇用統計
米・7月雇用統計の結果は以下のようになりました。
- 非農業部門雇用者数:予想18万人→結果25.5万人
- 失業率:予想4.8%→結果4.9%
発表当日、一般のニュースにもなっていたように予想を大幅に上回る雇用者数でした。ファンダメンタルズ分析をするつもりはありませんが、景気が良くなっているということでしょうか。
堅調な米雇用統計も9月利上げは確実にあらず
堅調な米雇用統計を受け、9月利上げ説の論拠は以前より強くなった。しかし、米金融当局の様子見姿勢を変えさせるには恐らく十分ではないだろう。
ポイント72・アセット・マネジメントのチーフエコノミスト、ディーン・マキ氏は「7月の雇用統計が9月利上げの確率を高めたことは確かだが、なお50%をやや下回るだろう」と指摘。「今年数回にわたって目の当たりにしたように、米金融当局による引き締めがさまざまな形で予想通りに進まなくなることはあり得る」と述べた。
ブルームバーグには雇用統計の結果が良くても、9月の利上げは確実ではないという記事が出ています。というか、もうそんな時期なんだという焦りすら覚えます(この間年始だったのに…)
米・7月雇用統計のトレード結果
今回の雇用統計のトレードの結果は以下の通りです。
- ドル円:+11pips
- ユーロドル:+88pips
- ユーロ円:-25pips
- ポンド円:-59pips
- ポンドドル:+20pips
今月は初動はマイナスでしたが、ドテンをしたことでドル円とユーロドルがプラスになりました。特にユーロドルは大きく動いたなという印象があります。
反対にドルが半端な立ち位置になるクロス円通貨(合成通貨)が引っ張られてしまってマイナスになっています…。
まとめ
米・7月雇用統計について見てきました。ニュースでは大きく扱われていましたが、特に大きな値動きがあったわけではないなというのが感想です。
それにしても今って1ドル101円台まで円高が進行しているんですね。最近FXをはじめたという方は大変かもしれません。