
2016年11月4日(金)、米・10月雇用統計が発表されました。11月8日(火)にはアメリカの大統領選挙も控えていることで、大きな値動きは期待できないかもしれません。「自分が大統領になったらこうしたい」より、「相手はこんなひどいことをやっていた」のように足を引っ張り合う図に見えてしまいます…。ということで今月の雇用統計の結果を見ていきましょう。
米・10月雇用統計
米・10月雇用統計の結果は以下のようになりました。
- 非農業部門雇用者数:予想17.5万人→結果16.1万人
- 失業率:予想4.9%→結果4.9%
非農業部門雇用者数が予想より悪い結果となりました。
失業率は予想と同じ結果でした。
予想との乖離は若干悪いといったところでしょうか。
米・10月雇用統計のトレード結果
今回の雇用統計のトレードの結果は以下の通りです。
- ドル円:-21pips
- ユーロドル:-16pips
- ユーロ円:-100pips
- ポンド円:+46pips
- ポンドドル:+44pips
ドルできれいなトレンドがなかったためドル円、ユーロドルともに損失が出ています。ユーロ円にかぎっては、引っ張られてしまい往復ビンタに…(-100で損切りしているわけではなくたまたまです)。
一方、ポンド絡みの通貨は今月はきれいに上昇しており(おそらく別の材料が出た)、ポンド円、ポンドドルともに利益が出ています。
まとめ
米・10月雇用統計について見てきました。時期柄どうしても動きが出にくいのは仕方ありません。とはいうものの、あくまで結果論なので大きく動いたときのために「常に仕掛けておく」ことが大切と言えそうです。来月は年間の雇用統計の結果などもやってみたいと思います。