アインシュタインも絶賛した「複利の効果」とは?


アインシュタインも絶賛した「複利の効果」とは?

先日、米国にある観測装置「LIGO」の調査チームによって「重力波」の存在が実証され、天才物理学者アインシュタインの100年越しの宿題が解けたと大々的に報じられた。その存在は同博士が1916年に発表した一般相対性理論で予言し、これを確認すればノーベル賞は確実といわれていた。

金融界とは縁遠いと思えるこの天才物理学者が「人類最大の発明は複利(The most powerful force in the universe is compound interest.)」と言ったことは有名な逸話として残っている。いつ、どのようなコンテクストで述べたのか不明だが、当時から意識されていた資本主義の弊害に対する皮肉あるいは批判だったという解釈もある。

アインシュタインも絶賛した「複利の効果」とは?

ZUU onlineにあった記事です。そうそう、「重力波」のニュースが出てきました。最近はやたらと芸能界に関するニュースばかりが報道されていたので、質の違いに驚きました。たしかに芸能人ゴシップは人を誘導するのは否定できませんが…。

 

株式には複利の効果は当てはまらない

TOPIX(東証株価指数)の年間パフォーマンスを単純平均でみると、過去10年間が5%、アベノミクス・フィーバーの影響が大きい過去5年間では約11%のプラスだった。これに「72の法則」を再び当てはめると、それぞれ約14年、7年足らずで手元資金が2倍になる計算だ。

しかしここに落とし穴がある。株価が毎年上昇を続けるなどあり得ないからだ。例えば東日本大震災の起きた11年やリーマンショックの08年はTOPIXがそれぞれ17%、41%の大幅下落、07年も22%下げている。15年末までの累積を見ても、06年や07年の年初からみると2%近く下落、今年年初から直近までさらに20%以上下げる局面もみられた。

記事の中では72の法則などもありますが、やはりもっとも興味深いのは「株式における複利の効果」です。指摘しているように、昨今の相場があまりに単調な上昇相場だったために、株を持っていた人がなんとなく儲かったに過ぎず、違うパターンがはじまれば多くの人は損失を抱えることになります。

反対に言えば、この相場で「儲かった」という特集などを見てもあまり参考にならないということです。たしかに結果が出ているのですごいにはすごいのですが、「続くのか?」という点に関していえば、「かなり怪しい」と言わざるをえません。

かといって「僻み」に聞こえてしまうのも大人としてはアレなので、「すごーい」と夜のお仕事で無難な会話を繰り広げる女性になった心地でそこは回避するのが吉かもしれません。

 

EAの複利機能

自動売買ソフト(EA)にも複利機能を搭載しているものが多くあります。しかし、僕はこれがいるのか疑問です。ちょっと口座残高が増えたくらいでは取引枚数が増えることもありませんし、本格的に口座残高が増えてきたというときは、ひとつのEAで取引枚数を増やすのではなく、複数のEAに資産を分ける方が賢い選択な気がしてならないのです。

また、ローカルでMT4を運用していようが、VPSを使って運用していようが、週に1回くらいメンテナンスをすると思うので、取引枚数を変えるくらい手動でやってもバチは当たらないような、です

FXをやる上で気をつけたいのが皮算用なので、資産が増えたらどうという前にまずは違うことをと思うのは僕だけでしょうか。少しばかり筋肉質なことを書いてみたのでございました(SAVAS)。


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しゃまらーしか

しゃまらーしか

ひょんなことからFXサイトを作ったシステムトレーダ。東京都港区在住。スプレッドシートを使って過去のチャートを分析するのが得意です。MT4を使ったEAの開発もしています。大好物の甘い物を求めて、今日もVivienne Westwoodのお洋服をこしらえて甘味処を探索しています。

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