【第6回】ドルやらユーロやらポンドやらの通貨ペア


通貨ペア
アメリカのドル、欧州のユーロ、イギリスのユーロ、日本の円、世界にはたくさんの国があり、そこで使われている通貨があります。

FXはこの通貨をふたつ組み合わせて、高くなった安くなったと予測する金融商品と言っても過言ではありません。

今回はふたつの通貨を組み合わた「通貨ペア」について見ていきたいと思います。

 

FXにはたくさんの通貨ペアがある

FXではたくさんの通貨ペアを取引することができます。

たとえば親しみのある「ドル」「ユーロ」「円」の組み合わせを考えたとき、「ドル円」「ユーロ円」「ユーロドル」の3種類の通貨ペアができます。

ここでひとつ気になるのが上の順番を逆さまにした「円ドル」「円ユーロ」「ドルユーロ」はないの?ということ。通貨ペアは表記する順番が決まっていて、「ドル円」とは表記しますが「円ドル」とは表記しません。

表記の順番はFXをやっているとごく自然に覚えていきますが、一応こんな順番に並べる決まりになっています。

  1. ユーロ(EUR)
  2. イギリスポンド(GBP)
  3. オーストラリアドル(AUD)
  4. ニュージーランドドル(NZD)
  5. アメリカドル(USD)
  6. カナダドル(CAD)
  7. スイスフラン(CHF)
  8. 日本円(JPY)

日本はいちばんしたで表記するのでイギリスと日本の場合は「ポンド円(GBP/JPY)」などと表記します。

日本人には馴染みが薄いですが世界的に取引量があるドルとスイスの場合は「ドルスイス(USD/CHF)」のように表記します。

なんとなく慣れるまで大変ですよね。でも、すぐに慣れるので大丈夫です。というより最初は「ドル円」や「ユーロ円」くらいしか触らないと思うので、すべての通貨ペアの並びを覚えようと心配する必要はありません。

 

通貨ペアは南アフリカランドにトルコリラまである

FXを実際に取引する場合、前述の通貨についての知識が適度にあれば十分と言えます。もっと言えばドル、ユーロ、円だけでもいけるかもしれません。

FXはそのときどきによって注目される(材料となる)通貨があるため、その通貨を中心に大きく相場が動くことがあります。

これらを見張ることができるのもシステムトレードの良いところです(キラリ)。

上にあげた8つの通貨を「メジャー通貨」と呼ぶことがあります。それに対して南アフリカのランドやトルコのリラなどマイナーな国の通貨のことを「マイナー通貨」、「エキゾチック通貨」と呼びます。

エキゾチック、良い響きですよね。「異国の」なんて意味のあるこの言葉に酔いしれてトレードしてみたいところですが、エキゾチック通貨は高金利でスワップがたくさんもらえる反面、不安定で変動幅が大きく、お金を預けるのは少し不安という面もあるので注意が必要です。

 

最初はメジャーな通貨ペアがおすすめ

FXを始めたいと思っているなら、まずはメジャー通貨ペアから入るのがおすすめです。

メジャー通貨ペアはニュースなどの情報量も多く、買値と売値の差である「スプレッド」(実質の手数料)も狭くなっていて、有利なトレードをすることができます。

通貨ペアでは何と言っても「ドル円」が人気です。最近でこそ特にですが、数年前までのドル円相場がさっぱり動かなかったときは「ユーロ円」が人気でした。

そして、ドル円のレンジの売買をするという手法も大きく流行っていました。よく「今の相場」に合った手法を使うことが大切と言われますが、「今の相場」が終わったことを判断するのはとても難しい気がしてなりません。

話が逸れましたが、世界で見ると「ユーロドル」がいちばん多く取引されている通貨ペアです。ほかにもポンドを入れた通貨ペアも良いかもしれません。

主婦トレーダの間ではなぜかオーストラリアドルの「豪ドル円」が人気の感じがしますが、あれは一体なぜなのでしょう(スワップ?)。

 

通貨ペアを大きく分ける

ここまで難なく分かるという方は通貨ペアを大きく分けた呼び方も覚えてしまいましょう。

「ユーロドル」「ポンドドル」「ドルスイス」のように、対ドルの通貨ペアのことを「ドルストレート」と呼びます。

「ユーロ円」「ポンド円」「豪ドル円」のように、対円の通貨ペアのことを「クロス円」と呼びます。

また、「通貨ペア」ではなく「通貨」ですが、「豪ドル」や「NZドル」「カナダドル」は国に資源がたくさんあることから「資源国通貨」などと呼ばれます。

「資源国通貨が底堅く〜」というニュースがあったときは、他の通貨に比べて上記の通貨が強いということになります。

 

まとめ

【第6回】ドルやらユーロやらポンドやらの通貨ペア、いかがでしたでしょうか。

世界にはたくさんの通貨があり、それらを組み合わせた通貨ペアがあります。FXを始めるときは「ドル円」や「ユーロ円」など親しみやすい通貨ペアから入ってみましょう。

よりグローバルにと思う方は「ユーロドル」をトレードするのも良いかもしれません。最初は操作もあやふやだと思うので、ひとつの通貨ペアがおすすめです。

もし、慣れてきたらいくつかの通貨ペアを取引することでリスクを減らせたりするので、ぜひ多通貨ペアを取引することも視野に入れていきましょう。


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しゃまらーしか

しゃまらーしか

ひょんなことからFXサイトを作ったシステムトレーダ。東京都港区在住。スプレッドシートを使って過去のチャートを分析するのが得意です。MT4を使ったEAの開発もしています。大好物の甘い物を求めて、今日もVivienne Westwoodのお洋服をこしらえて甘味処を探索しています。

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