教科書のジョーシキを疑え!〜間違いだらけの通貨ペア選び〜


教科書

「米ドル/円」は初心者向けで、「ポンド/円」はむずかしく……といった格付けをよく見聞きします。そして、初心者は「米ドル/円」から始めましょうといった教えが広がっていますが、果たしてこの考えにしたがって良いのでしょうか?

「FX攻略.com 2016年3月号」に掲載されていた佐川健さんのコラム「教科書のジョーシキを疑え!〜間違いだらけの通貨ペア選び〜」を見ていきます。

ところで、佐川健さんてどういう方なのか分からなかったので、調べてみると、「みんなのFX教室」の代表取締役を務めていることが分かりました。

それでは通貨ペア選びについて見てみましょう。

 

「米ドル/円」はあえて避ける!?

「米ドル/円」はなじみが深いがゆえに、値ごろ感を持ちやすいのだと思います。逆に初心者のうちから「ユーロ/米ドル」などの、単位が円ではない通貨ペアに取り組むのもひとつの手段かもしれません。

ドル円(記事の中では「米ドル/円」と表記)以外の通貨ペアから入るってけっこう難しいですよね。僕自身も例外なく、ドル円からはじめて、ユーロ円、ユーロドルと一通り浮気して今のように10通貨以上をシステムトレードで同時に扱うようになりました。

 

スワップポイント狙いの通貨ペア選び

1万通貨保有の場合、100円の利益はわずか1pipの下落でゼロになり、2pips下がれば100円の含み損を抱えることになります。仮に1万通貨を1か月間ほゆうしてもらえる約3000円のスワップポイントも、たった30pipsの下落で帳消しとなってしまいます。

スワップポイント狙いでポジションを保有する場合の条件は、多少の含み損は気にならないくらいの資金力か、長期的な上昇トレンドに乗るかたちでの保有か、いずれかになると思います。

という厳しい現実です。よく聞きますが、たしかに100円のスワップポイントも為替差損の前には立ち向かうことができないのです。そのくらい為替差損の力の大きさを感じます。

そういえば南アフリカランド安が続いている模様です…。

 

通貨ペアはチャートで選ぶ

チャートをチェックして、自分が活用しているテクニカルがエントリーのタイミングを示している通貨ペアを取引する。私の場合は、主要な通貨同士のペアと、2種類ほどしかチャートを表示しませんが、それでもいずれかの通貨ペアがエントリーのチャンスを示す場合がほとんどです。

チャート上でエントリーのチャンスを示していた通貨ペアが「米ドル/円」だったから、「米ドル/円」でエントリーをした。このシンプルな行動で良いのだと思っています。

裁量トレード派の方は同じようにテクニカルが一致した通貨ペアを選ぶという方も多いようです。

一方、EA(自動売買ソフト)を使ったシステムトレードをする方の場合、通貨ペアは事前に決めておく必要があるので、気ままにということはできません。もちろん、たくさんのチャートにEAを貼り付けておいて、サインが出たらエントリーしてくれるという方法はできます。

たとえば、ユーロドルはトレンドが発生しやすく、ユーロポンドなどはレンジになりやすいかつ、値動きの幅(ボラティリティ)が小さい場合、テクニカルは同じものを使っても良いのか気になりました。

ドル円、ユーロドル、ユーロ円くらいなら同じものを使っても十分に使えそうです。ただし、ドル円に比べてユーロ円の方が値幅があるため、取引枚数を調整する必要があります。

 

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しゃまらーしか

しゃまらーしか

ひょんなことからFXサイトを作ったシステムトレーダ。東京都港区在住。スプレッドシートを使って過去のチャートを分析するのが得意です。MT4を使ったEAの開発もしています。大好物の甘い物を求めて、今日もVivienne Westwoodのお洋服をこしらえて甘味処を探索しています。

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