日足を使ったデイトレードの2015年のFX成績


3通貨ペア

2016年が始まり、新しい目標を立てている云々…という書き出しはイヤというほど見てきたと思います。僕にしてもそんな書き出しをあらゆるところで書いてきました。「あらゆる」などと大げさなことを書いたところで、ほんのひとつやふたつだったりするのです。こうやって人は自分のことを大きくみせたがってしまうのかもしれません。

さていつもの如く冗長にはじまったブログ記事。今回は2015年の成績シリーズということで、日足を使ったデイトレードを見ていきたいと思います。

 

日足を使ったデイトレード

早朝アジア時間を使ったスキャルピング、日中足を使った市場ごとのブレイクアウトなど手法はいくつかの種類に分類できます。

僕は前者の”早朝スキャル”と呼ばれるものはやっていないのですが、日中足を使ったデイトレードは多用します。早朝スキャルピングも良さそうとは思うものの、どうしてもあの類のEAを信じることができないというのか、カーブフィッティングが怖いというのか、案の定1000本近く売れてもドローダウンを起こして養分になっているというか…。

猜疑心で人を見るのはよくありませんが、ビジネスという世界である以上、相手は自分にとって都合の良いことを並べ立ててくるという見方も多少は必要です。そうなんです、100万円が8億円になるのなら、そんなもの市場に出回らせないで自分で運用して札束のお風呂に入ると思います。

さて、「日足を使ったデイトレード」という見出しにもかかわらず、早朝スキャルって怖くない?という話にすり替わりつつありますが、僕はデイトレードが好きです。それは資金効率とコストのバランスが優れているからです。

デイトレードといってもその種類は多くあり、限りなくスキャルピングに近い5分足程度を使ったものや、15分〜1時間足を使ったもの、4時間足を使ったものまであります。当然時間足が長くなればその分だけ取引感覚は長くなります(基本的にはですが)。

ここでは「デイトレード」とは、あくまでその日に取引を終える、ちょっと古風な言い方をするところの「日計り」と定義しておきます。

 

日計りは退屈なのか

トレードを始めたばかりの人にとって、手法が「エントリしない」というのは相当なストレスになります。僕も近くで人を見ていてエントリしないことにイライラしているのを見る度「やれやれ」とは思いませんが、ポジションを持っていないと心が満たされないものなど知ります。

たしかにエントリしなければ利益は得られませんが、無駄なエントリをすることで損失になることもありません。このあたりは誰かを説得したところで1円の得にもならないので、アレなのではございますが、適度に取引回数を絞る(フィルタをかける)というのも大切だと思います。

そうでなければきっとFX会社の推奨するだけの取引回数をしてしまい、スプレッドコストばかりを支払うことになってしまいましょう。

さて、今回、見るデイトレードの手法は、ドル円だけで年間60回の取引がありました。12カ月で60回ということは、1カ月平均で5回になります。1週間に1回取引するかどうかといったところです。

これは相場を始めたばかりの人にとっては耐え難い苦痛と言えます。

 

日足を使ったデイトレードの2015年のFX成績

口先ばかりではあれですので、そろり日足を使ったデイトレードの2015年のFX成績を見ていきます。今回はポートフォリオという裏テーマもあるため、ドル、ユーロ、円という世界でもっとも取引されている通貨を使ったEUR/USD、USD/JPY、EUR/JPYの3通貨ペアの成績を見ます。

 

【EUR/USD】+683.7pips

EUR/USD

【USD/JPY】-117.4pips

USD/JPY

【EUR/JPY】+356.6pips

EUR/JPY

【3通貨合計】+922.9pips

3通貨ペア

ひとつひとつの成績から3通貨ペアの成績を見てきました。

ドル円に限っては年間を通してもマイナスであることが分かります。ただし、マイナスだからといって止めてしまうわけにもいきません。やめるのは自由ですが、来年の成績は分かりません(もっともそれは全通貨ペアにおいて共通します)。

運用を止めるには「止める」だけの理由を作る必要があります。

僕の場合は過去の検証から最大ドローダウンを導き出して、それを上回るドローダウンに達したときに運用を止めるようにしています。

成績を見て分かるのは、毎回勝つか負けるかなんてサイコロを振ったかのような確率です。ちなみにそれぞれの勝率は49〜51%前後になっています。そのため、「勝った」だの「負けた」だの、いちいち気にする必要もなければ、ポジショントークをする意味もありません。

勝ちが続くことがあれば負けが続くこともある、大きく勝ったあとは大きく負ける、そうやって利益を出して損失を出して、ほんの少しずつ利益を積み重ねていくのです。

調子がいいからといってあきらかに直近の勝率が高いときに枚数を上げたあとに大きく負け、負けたからといって今度は枚数を下げてを繰り返していると、証拠金はジリジリと減っていく一方です。

 

まとめ

2015年の成績シリーズという遅すぎる特集をしてきました。予兆があるように、このあとまだまだ控えているので、今後も少しずつ見ていく予定です。

システムトレードなんざ見ていても見ていなくても結果は同じになります。それならせっかくの時間はほかのことに使った方が有効だと思うのですが、それは薄情なのでしょうか。

2016年もほったらかして参りましょう。


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しゃまらーしか

しゃまらーしか

ひょんなことからFXサイトを作ったシステムトレーダ。東京都港区在住。スプレッドシートを使って過去のチャートを分析するのが得意です。MT4を使ったEAの開発もしています。大好物の甘い物を求めて、今日もVivienne Westwoodのお洋服をこしらえて甘味処を探索しています。

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