【第27回】FXはリスク管理しなければ儲からない


リスクマネジメント
リスク管理に資金管理、体調管理、職場のお局による管理など生きていると「管理」ばかり疲れてしまいます。肥えていくのはお腹のお肉だけ(ハァ…)。

「儲ける儲けると目が¥マークになっていると失敗する」とは言ったもので、儲ける以上に、そして儲けるためには「リスク管理」は必須の科目です(¥o¥)←こういう顔でしょうか。

ここでは「リスク回避」と「リスク限定」からなる「リスク管理」について見ていきたいと思います。

 

「リスク回避」でトレードしない

リスク管理のひとつである「リスク回避」。有名なところだと夏枯れ相場やクリスマス相場などが例に出されることがあります。世界ではワールドカップがあると市場参加者が減るのだとか。

夏枯れ相場とシステムトレード

これらの有効性の是非はともかく、トレードをしないというのは手法を作る上で大切な要素のひとつです。

「フィルタをかける」というのはまさにこのリスク回避の例と言えます。本来ならエントリするところをリスクが大きいからトレードしない、立派なリスク回避です。

手前味噌ですが(味噌になっているか分かりませんが)、「$は壊れたね」などもリスク回避のフィルタをかけています。本当はもっともっとポジションを持ってトレードした方がポジポジ病には良いかもしれませんが、虎視眈々と機会を狙うというのも悪くありません。

ちなみに「$は壊れたね」は日足を使ったデイトレードです。1ヶ月のトレード数は数回程度、回数を重ねなければ利益を出せないというのはあまりに焦りすぎです。

複数通貨ペアで運用すれば数回を5通貨でほぼ毎日トレードすることになります。毎日何度もトレードして見えないところでスプレッド負けしていることに気づかないというのは本当に危ないことだと思います。

見えないコストであるスプレッドはFX会社にとって大きな収益のひとつです。取引回数を少なくすることは決して推奨しないので注意しましょう。

 

「リスク限定」でトレードする

リスクを限定してトレードをするというのは具体的には以下のことを指します。

  • 損切りの設定
  • 枚数の設定

「損切り」の設定をして、そこから「枚数」の計算をする。毎回とれるリスクを限定してトレードするというのは多くのトレーダが行っているものです。

そして優位性のあるところでエントリしているにもかかわらず資金が増えないという意見は当サイトにもしばしばお問い合わせをいただきます。

それは「次のトレードに勝つ確率」を考えていないことが原因です。

FXの勝率を上げる簡単な方法

FXで勝てないのは勝率を無視したトレードに原因がある

たとえばトレンドに乗れた順張りでトレードしている場合、トレードするごとに負ける確率(トレンドが終わる確率)は高くなります。しかし、勝ち続けるトレーダは気を大きくして複利()の効果などで枚数を上げドカンと資金を減らしてしまうのです。

実際は逆です。トレンドを狙った順張りトレードをしている場合、最近勝てないなというときはそこからが勝負と言っても過言ではありません。多くの人が言っていることが正しいような気がしますが、相場はその多くの人が負けるというのも現実なのです。

 

損小利大を実践する

「損小利大をしてFXで利益を稼ごう!」笑顔の女性のアイキャッチ画像と一緒にこんなコピーを見たことがある方は多いと思います。

相場は上にいくか、下にいくかは50%の確率です。これはどんなに上手いことをいっても変わりません。アナリスト()だってそうですし、おサルさんが投げたダーツの方向にポジションをとっても同じです。

人はダーツを投げるサルに負ける「シュワッガーのマーケット教室」

「ファンダメンタルズを考慮して勝率を上げる」などを言っているセミナがあれば間違いなくそれは…。さて、否定する必要はありませんが、トレーダは利益を得る必要があります(誰かを攻撃しても儲からない)。

1回の損失に対して利益が小さければ負けてしまうというのは、FXをちょっとかじったことがある人なら誰にもで分かることです。しかし、かじればかじるほど獲得pips数だけを見た損益率重視の頭でっかちのトレードになる傾向があります。

たしかに損益率は大切なパラメータのひとつです。損益率は勝ち平均÷負け平均で出すことができます。ここでは損益率は置いておき、「損益」の「損」と「益」について考えてみましょう。

「損益」の「損」と「益」はpips数ではなく「pips×枚数」になります。

  • -5pips×1枚
  • -5pips×1枚
  • +6pips×2枚

合計すると獲得pips数は-4pipsですが、合計損益は+2pipsです。これが「資金管理」です(話が逸れた)。

損小利大とは単に獲得pips数だけで判断するのではなく、枚数も考慮する必要があるということが分かりました。この逆のこと、勝率が落ちそうというときに自分から願って枚数を上げるのは、行きの燃料しか積まないで飛び立つ爆撃機と同じになってしまいます。

 

まとめ

【第27回】FXはリスク管理しなければ儲からない、いかがでしたでしょうか。

トレードしないというリスク回避と、リスクを限定してトレードするというふたつのことを生かしてトレードをすることが大切です。

負けているときに枚数を上げるというのは鬼畜な所業に思うかもしれませんが、相場では少数が利益を上げると考えると一考の価値はあるかと思います。


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しゃまらーしか

しゃまらーしか

ひょんなことからFXサイトを作ったシステムトレーダ。東京都港区在住。スプレッドシートを使って過去のチャートを分析するのが得意です。MT4を使ったEAの開発もしています。大好物の甘い物を求めて、今日もVivienne Westwoodのお洋服をこしらえて甘味処を探索しています。

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