【第18回】FX相場の時間帯の特徴をつかむ


腕時計
FXは24時間取引できるのも人気のポイントのひとつです。たしかに「9時から15時までしかやっていません」と言われたら、ほとんどの会社員の方は取引が難しくなってしまいます。

しかし、24時間やっているからと言って、24時間手動で取引するのはもちろん、チャートに向き合っているのだってこれまた酷なお話です。

ここではFX相場の時間帯の特徴をつかんで、自分にとって都合の良い時間帯を選んで取引できるようにしていきましょう。

 

FXの1日のスケジュール


日本とニューヨーク州の時差早見表(出典:http://www.localtime.jp/)

FXでは日付変更線のすぐ西のオセアニアから始まります。そして、東京、欧州へと移ってアメリカへ。再びオセアニアに戻って繰り返します。

主要な取引場で表すと、東京→ロンドン→ニューヨークと移動することになります。ニューヨーク17時はスワップ金利などがつく時間としても知られていますよね。日本時間の7時(夏時間は6時)はFX相場の始まりと言える時間帯です。

だからこそMT4のサーバ時刻もこの時間帯に日足ができてほしいのですがゴニョゴニョというお話はここでは置いておきます。

 

FXの相場が活発になる時間帯

よく言われているのが東京、ロンドン、ニューヨークがオープンする時間帯は取引が活発になります。たしかにFXのチャートを見ていてもピカピカとなっているのが分かります(どさくさに紛れてスプレッドが開いたり…)。

そう考えると、東京9時、ロンドン17時(夏時間は16時)、ニューヨーク23時(夏時間は22時)は相場の動きが活発になる時間帯と言えます。

一方、ダマシが多い時間とも言われます。ブレイクしたと思ったらまた戻って逆行したりなど。これこそ商材特有の「優位性がある」と言っておきながら、「違うこともある」という逃げ道のひとつを作る要因だと思います。

 

その1時間前は?

鋭い方は分かる通り、ロンドン市場が開く1時間前のフランクフルト市場が開く16時(夏時間は15時)、ニューヨーク市場が開くちょい前の経済指標が発表される22時30分(夏時間は21時30分)に相場が動くことない?ってことです。

ホントそうですよね。この時間帯はダマシが多いとかあの時間帯はああだとか多くの本に様々な都市伝説が語られているほど。

僕も検証を続けて現在のところ分かったのは「どっちでもいい」ということでした。検証をするときは「だまし」という言葉をきちんと定義する必要があります。

定義については置いておき、1時間ずらして検証したところ、長期的には大差はありませんでした。有効な手法はそのくらいでは左右されないというのが今のところの見解です。

 

自分の得意な時間帯を見つける

これまで述べてきた時間帯は取引が活発な時間帯です。逆にそれ以外の時間帯は比較的穏やかな傾向があります。

有名なところだと深夜から早朝にかけてのオセアニア時間、東京市場が開いてしばらくしたあとのお昼時間などです。トレンド相場が苦手という人はこれらのレンジ相場になりやすい時間帯を使って逆張りのトレードを細かくやるのだとか。

ただ、「早朝スキャル」なんて言葉が流行ったことからもみんなに情報が行き渡ったものはすぐに使えなくなるというのが世の常です。いわゆるメディアに流されるスイーツ()。

そう言えば清澄白河に新しいコーヒーショップができたそうな。

FXをやるという少数派になりながら、その中で大衆にならないようにだけは気をつけておく必要があるのかもしれません。人気のEAを使えば勝てるという思考は危ない気がしますが、迎合するのも大切だと思ったり思わなかったり。

 

1日の流れ、1ヶ月の流れ、1年の流れ

もう少し大きな目で見てみると、1日の流れがあり、それがまとまって1ヶ月の流れになります。雇用統計まではなんたらというのがそうですね(あまりそうとは思いませんが)。

今度は1ヶ月の流れがまとまって1年の流れが生まれます。さすがにクリスマスのときは取引量がほとんどなくなって、そしてまた大きな流れが生まれて。

はたまた、その時々の(本当の意味の)トレンドになる通貨が存在し、その通貨を中心としたトレンド相場が形成していくというイメージが良いと思います。

実際には、いつどの通貨ペアが動くかは分からないため、いつ何が起きても大丈夫なように常に網を張っておく(仕掛けを作っておく)というのが個人的にはおすすめです。

そのためにも自動売買などを有効に使っておくことが大切だと思います。自動売買をすれば勝てるのではなく、多くの注文を自動化させるために活用することで、はじめて相場から利益が得られるようになるのだと思います。

僕は自動売買のほかにシステマティックな手動売買も行います。週足に関しては月曜日のオープンを見てから仕掛けるものもあれば、週末のうちに来週の注文を出す方法などを行います。ルールがあれば特に拘らなくても良いというのが今のところの結論です。

 

まとめ

【第18回】FX相場の時間帯の特徴をつかむ、いかがでしたでしょうか。

相場の流れというのはとても興味深いものです。自分の好きな時間帯を見つけるだけでなく、FX相場の大きな流れも把握するとより利益が安定してくると思います。


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しゃまらーしか

しゃまらーしか

ひょんなことからFXサイトを作ったシステムトレーダ。東京都港区在住。スプレッドシートを使って過去のチャートを分析するのが得意です。MT4を使ったEAの開発もしています。大好物の甘い物を求めて、今日もVivienne Westwoodのお洋服をこしらえて甘味処を探索しています。

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