【第25回】FX相場で勝つ人と負ける人


宝クジ
FXを利益を出すことはとても簡単です。

語弊があるかもしれませんが、利益を出すには一度や二度、それ以上の偶然があれば十分に達成できます。どんなに小難しいことを並べてみても、日経新聞を読んで分析してみても、FXに限らず相場には上がるか下がるかの二通りしかありません。

難しいのは利益を出すのを継続することです。こればかりは本当に難しいと思います。

僕の周りでも以前からFXをやっている人はともかく、ここ数年でFXを始めたという人で今もFXをやっているという人はほとんどいません。いるのかもしれませんがブログにしろ何にしろやっているようには見えないというのが正直なところです。

FXは勝って負けてを繰り返してトータルで利益を出すもの。今回はFXで「勝つこと」と「負けること」について見ていきたいと思います。

 

FXで勝ち続けることはできない

FXでは勝ち続けるということはできません。もし、勝ち続けているという人がいたら、きっとそれはブログの中のお話に過ぎないと思います。あの頃、有名だったあの人もあの人も、あの人だって今はいなくなってしまいました。

あれ?よくFXの雑誌やムックに登場していたあの人は最近見かけないなと思ったら何やら怪しい高額の商材を販売するようになっていたというのを見たことがある方も多いと思います。

高い勝率を謳っているあの人はセミナ屋さんになって、たくさんのアンチを作り出す結果となってしまいました。僕たちができることはそれらに目を向けないという勇気を持つことです(勇気でもなんでもありませんが)。

FXで大儲けしていると思ったら利益を出しているのはFXではなくFX商材、果てには脱税で摘発されてしまった方のニュースもありました。

FXに限らず、相場は上がるか下がるかの二択。誰がどんなに偉そうなことを言ってもこれは変わりません。そして適当にやっても50%の確率で勝つことができます(精確にはスプレッド分が不利になります)。

よく言われるダーツを投げるお猿さんと変わらないというアレです。

人はダーツを投げるサルに負ける「シュワッガーのマーケット教室」

 

勝つと調子に乗り、負けるとヤケ

人間はとても脆い生き物のため、勝つと調子に乗って、負けるとヤケを起こすという傾向があります。

僕はパチンコはやらないので分かりませんが、勝ったときに大盤振る舞いをしたがってしまい、負けるとヤケを起こして、いつまで経っても貧乏な絵がどうしても浮かんでしまいます(偏見でしょうか)。

身分相応という言葉がありますが、お金を持っていない人が突然大きな金額を持つと浪費してしまい、結局は元に戻ってしまうというデータがあります。

PRESIDENT Onlineの「なぜ所得の低い人ほど宝くじを買うのか」には以下の記述があります。

アメリカの宝くじで大金を手にした人の10年後を追跡調査した結果がある。ほとんどの人が当選前と変わらぬ生活に戻っていた…。

宝くじを笑ったとて、傍から見たらFXも大して変わらないのかもしれません。

同時に「ほとんど」ではない人がいるのも事実です。詳細は映画評論家の町山智浩さんの「宝くじで億万長者になった人のその後」を調べると面白いと思います。

勝ち続けると自分はとても偉い人のような気持ちになって大きなポジションを持とうとしますが、確率で言うと勝ちの次は負ける確率のほうが高いのです。

負けると次の1回で負けを取り戻そうとします。資金管理の面から言うと負けた後は勝つ確率は高くなりますが、確率を度外視した枚数はやはり破産へまっしぐらと言えます。

 

自分の決めたルールを守れる人が勝つ

誤解のないように言うと、「勝つ」とは少し前に流行った「勝ち組」「負け組」という品のない言葉ではなく、単にトレードに「勝つ」という意味の表現です。

実際に利益を出している人というのは恐ろしいくらい地味な作業を淡々と繰り返しています。僕は自分からFXをやっていることを口にすることはありませんが、「デイトレーダー()」の言葉の持つイメージからはかけ離れたものがあると思っています。

私が日常どのようにトレーディングをして過ごしているかを知ったら、多くのトレーダーはがっかりするかもしれない。魅惑に満ちた日常でもなければ、ぞくぞくするほど刺激的なものでもない。

きっと景色が変わる「ゲイリー・スミスの短期売買入門」

一度や二度の負けで目の前の損失に心が揺れ動き、使っている手法を信じられなくなっていては身が持ちません。勝率50%のシステムだって20連敗をするときは平気であるのです。

逆に言えば自分の決めたルールをきちんと守ってトレードできる人、かつ周りに流されない人はかなり優位性を持ったトレードができるようになると思っています。

 

まとめ

【第25回】FX相場で勝つ人と負ける人、いかがでしたでしょうか。

FXも他の多くの世界と同様にとても厳しいものです。驕ることなく常に勉強もしなければなりませんし、常に変化する相場にも対応しなければなりません。

まじめに取り組むことで身につくトレード技術は、将来とても役に立つものだと思います。阿漕なものに目もくれず、相場に臨んでいきましょう。


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しゃまらーしか

しゃまらーしか

ひょんなことからFXサイトを作ったシステムトレーダ。東京都港区在住。スプレッドシートを使って過去のチャートを分析するのが得意です。MT4を使ったEAの開発もしています。大好物の甘い物を求めて、今日もVivienne Westwoodのお洋服をこしらえて甘味処を探索しています。

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