マイナス金利の次に来るもの ヘリコプターマネーは実現するか?


ヘリコプター

「FX攻略.com」を読んでいると「ヘリコプターマネー」という見慣れない単語が目に入ってきました。僕は経済ニュースはほとんど見ないので、トレンドの単語も危ういところがあります。さすがに「イギリスのEU離脱」くらい大々的に報道されていれば目に入りますが…。

ということで、今回は「FX攻略.com 2016年8月号」に掲載されている雨宮恒一郎さんのコラム「マイナス金利の次に来るもの ヘリコプターマネーは実現するか?」を見ていきましょう。

 

ヘリコプターマネーって何ですか?

ヘリコプターマネーに厳密な定義はないのですが、一般的には「政府が国民に対して現金をばらまくような政策」と解釈されています。

「ヘリコプターマネー」とは、マイナス金利の次に来る究極のリフレーション政策として注目を集めています。

 

効果とデメリット

ヘリコプターマネーの最大の効果は貨幣価値を薄めることです。物価が上昇し、為替レートが下落することになります。

ヘリコプターマネーによってお金の量が増加すれば、必然的に物価が上昇します。また、お金の量が増えることによって、為替レートが下落する(円安になる)効果も期待されます。

一方、いつでもヘリコプターマネーによっていつでもお金が使えるとなると、その国の通貨は信用を失うことになります。信用を失うと、資本が流出するというデメリットもあります。

 

物価の達成は困難

黒田日銀が掲げた2%の物価目標達成はかなり困難になってきており、2017年度中の達成も厳しい情勢です。

2016年現在、消費者物価指数の予想は前年比プラス0.5%、来年でもプラス1.7%と予想されています。これでは2%の物価目標達成はかなり難しいと言えます。

 

従来の金融政策は限界

黒田総裁の当初の任期は2018年4月8日までですから、2017年度中に2%を達成できなければ、再任されない可能性も出てきます。このため、インフレ期待を高めるためになりふり構わず劇薬を用いるのではないかという見方が出てきています。

黒田総裁の任期から考えて、ひょっとすると劇薬(ヘリコプターマネー)を用いるというのが雨宮さんの考えです。さぁ、実際はどうなるのでしょうか。

 

ヘリコプターマネーは実行するべきか?

このまま従来の延長戦上の金融政策で手をこまねいていれば、円高デフレ状況下に逆戻りするリスクが高くなります。ヘリコプターマネーはやるべきだと考えています。

雨宮さんの考えでは、「ヘリコプターマネーは実践すべき」とあります。

 

まとめ

「マイナス金利の次に来るもの ヘリコプターマネーは実現するか?」として、雨宮恒一郎さんのコラムを見てきました。個人的にFXのファンダメンタルズは苦手なのですが(どうも分析は苦手…)、ヘリコプターマネーについてはよく分かりました。

日銀が大きな政策をとった場合、円安相場に触れる可能性があるので、今後も十分にドル円相場に注目したいと思います。

 

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しゃまらーしか

しゃまらーしか

ひょんなことからFXサイトを作ったシステムトレーダ。東京都港区在住。スプレッドシートを使って過去のチャートを分析するのが得意です。MT4を使ったEAの開発もしています。大好物の甘い物を求めて、今日もVivienne Westwoodのお洋服をこしらえて甘味処を探索しています。

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