為替相場の資金の流れ(フロー)


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FXで利益を上げるには「トレンドに乗るのが大切」といわれます。そのトレンドとはどのようにして発生するのでしょうか。ここでは「FX攻略.com 2016年11月号」の水上紀行さんのコラムを中心に、為替相場の資金の流れ(フロー)を見ていきましょう。

 

知っておきたい資金の流れ

相場が一方向に向かうトレンド相場になるためには、大口投資家や、実需筋の力がいるわけです。

買えば必ず利食いか損切りをしなければならない「投機筋」と異なり、大口投資家(長期で保有するため実需と似ている)や実需筋がトレンドを作るといいます。

 

「米ドル/円」のフローの主役

「米ドル/円」は実需筋と米系ファンドのフローにより、大きく動いてりうことがお分かりいただけるでしょう。

「米ドル/円」は実需のフローが大きい通貨ペアとして知られています(ときにテクニカル分析がまったく通用しないと言われるほど)。また、アベノミクスに代表される、米系ファンドによっても大きなトレンドが形成されます。

 

「ユーロ/米ドル」のフローの主役

資金を移動する理由の一つは、高利回りで運用ができるといった、前向きな理由から。もう一つには、資金を置いておくことは危険だと判断された、後ろ向きの理由です

特に、危険だと判断されたときは、できるだけ早く資金を移動させようとしますので大相場になります。

トレンド相場ができるとき「上昇はゆったり」「下降は急に」と言われるように、後ろ向き(ネガティブ)な理由のときは価格が早く動き、大相場になりやすい特徴があります。これはFXをやっている人なら、一度は経験したことがあるのではないでしょうか。たとえば、2001年9月11日の米同時多発テロでは、ドルからユーロへの流れ(トレンド)が起きました。

 

気合では相場は続かない

フローが実際にある相場は、ワンウェイ(一方向)に相場が向かい、その結果トレンド相場が形成されます。

本当のトレンド相場であれば、多少乗り遅れても遅くはないということです。むしろ、米雇用統計のような、日頃のイベントは、早く入って早く出るということで良いと思います。

誰が投機的でどういうフローを出すか、誰がお堅くてどういうフローを出すか、それを推理し考えれば、見えてくるものがあると思います。

相場に一方向の「流れ」がある場合、トレンドが発生します。反対に「流れ」がない場合、レンジ相場になります。これを見極めることがで大切だとあります。

本当のトレンドなら乗り遅れても遅くはないというのは、アベノミクス相場を見てもたしかにそうだったはずです。一度終わったトレンドも必ずまた発生します。そのときはその流れを逃さないようにしていきましょう。個人的にはいつでも仕掛けられるようにシステムを作っておく(もしくはEAを導入する)ことをおすすめします。

 

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しゃまらーしか

しゃまらーしか

ひょんなことからFXサイトを作ったシステムトレーダ。東京都港区在住。スプレッドシートを使って過去のチャートを分析するのが得意です。MT4を使ったEAの開発もしています。大好物の甘い物を求めて、今日もVivienne Westwoodのお洋服をこしらえて甘味処を探索しています。

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