nekonoteさんの「カコテン iMomentum (type DI) GBPJPY」順張り・利大損小タイプのEA


カコテン iMomentum (type DI) GBPJPY

以前、FXDDのヒストリカルデータが更新されないという記事を書きました。

>>FXDDのヒストリカルデータが2016年4月8日から更新されていない件

6月まで更新されなければいよいよ…と思っていたところ、先週末に6月10日までのヒストリカルデータが更新されました。これまでこんなに長期間(約2ヶ月間)放置されることはなかったのですが、何があったのでしょう。とにもかくにもめでたしめでたし。

各SNSがなくなってもブログを続けられるようにと言われるように、検証自体もひとつに依存してはいけないということを改めて気付かされました。今後もある程度参考にしつつ、おんぶに抱っこはしないように気をつけたいところです。

それでは気を取り直して、今回はnekonoteさんのEA「カコテン iMomentum (type DI) GBPJPY」を検証したいと思います。

 

「カコテン iMomentum (type DI) GBPJPY」を選んだ理由

「カコテン iMomentum (type DI) GBPJPY」は6月10日に更新されたGEM-Trade 無料EA人気ランキングの1位を獲得しているEAというのが理由です。

また、これまでにnekonoteさんのEAは2つほど検証しており、どちらのEAもシンプルで使い勝手が良いというのも嬉しいところです。外部パラメータが多いとかユーザビリティが低くなるだけな気がしてならないのです…。

 

nekonoteさん

「カコテン iMomentum (type DI) GBPJPY」の提供者はnekonoteさんです。拙サイトでこれまでに検証してきたEAはこちらをご覧ください。

タグ:nekonote

 

「カコテン iMomentum (type DI) GBPJPY」

「カコテン iMomentum (type DI) GBPJPY」の概要を見てみましょう。

  • 通貨ペア:GBP/JPY
  • 使用時間足:1時間足
  • 最大ポジション数:1
  • 両建て:なし
  • 取引スタイル:スイングトレード

本EAの内部的な特徴として、バーの始めにしか動かないというものがあります。これはカコテンシリーズに共通する仕様です。これが何に影響があるのかというと、バックテストのシビアな判定に左右されにくくなります。

MT4のヒストリカルデータ(検証するときなどに使う過去のチャート)は最小の単位が1分足になります。それ未満の数値は「無」として扱われます。つまり、1分足や5分足など使用する時間足が短ければ短いほど、本当にあったのか定かではない相場のノイズの影響を受けやすくなってしまうのです。

そして、それらから身を守るようにフィルタをかけることによってバックテストのグラフは右肩上がりになっていくのですが、今度は反対に再現性がなくなってしまうというジレンマが出てきます。

カコテンシリーズはそのあたりを十分に考慮したEAといえます(始値で判定するのでバックテストが完了するのもとても早いのです)。

 

「カコテン iMomentum (type DI) GBPJPY」のパラメータ

以下は、「カコテン iMomentum (type DI) GBPJPY」のパラメータになります。まずはザッと見てみましょう。カッコ内()はデフォルト値(初期値)です。

 

パラメータ

  • MagicNo:マジックナンバー(15072301)
  • Lots:取引ロットを入力します(0.1=1万通貨)(0.1)
  • StopLoss:ストップ値をpipsで入力します(150)
  • TakeProfit:リミット値をpipsで入力します(450)
  • Slippage:スリッページをpipsで入力します(10)
  • TradeEMail:約定時のメール通知の設定(true:使用する/false:使用しない)(false)
  • TradeErrorEmail:約定エラー発生時メール通知の設定(true:使用する/false:使用しない)(false)

「MagicNo」はEA固有のマジックナンバーを最大10桁で入力します。誤作動が起きる原因になるため、同じ口座に同じマジックナンバーが存在しないようにします。

パラメータもカコテンでほぼ共通のものになっています。

リスクマネジメントとして、$3,000に対して0.1ロット(1万通貨)が推奨されています。以下のバックテストでは$10,000ですが、損益が分かりやすいように0.1ロットで実施しています。

 

「カコテン iMomentum (type DI) GBPJPY」のバックテスト結果

カコテン iMomentum (type DI) GBPJPY

「カコテン iMomentum (type DI) GBPJPY」のバックテストを実施しました。スプレッドは40(4.0pips)で実施しています。

  • 期間:2005年1月〜2016年6月
  • 初期証拠金:10000(ドル)
  • 取引ロット:0.1(1万通貨)
  • 純益:+23.197.26(ドル)
  • プロフィットファクタ:1.32
  • ペイオフレシオ:1.84
  • 最大ドローダウン:9.59%
  • 勝率:41.63%
  • 最大勝ちトレード:+283.19
  • 最大負けトレード:-339.76
  • 平均勝ちトレード:+173.17
  • 平均負けトレード:-93.80
  • 最大連勝:2
  • 最大連敗:2

毎度ながらとても良い成績です。強いて言えば勝率が現実的な41.63%なので、「勝率80%以上じゃないとイヤだ!」という方には向いていないかもしれません。

ここでひとつFX商材販売プラットフォーム内部の方に聞いたお話をしておくと、勝率80%以上あると売れるけれど、そういうものはほとんど使えなくなるとのこと…。闇を感じます。

順張りのEAは50%前後くらいで大きくとれれば問題はありません。むしろよく41%でこれだけ利益出るなぁと感心して関心を持ってしまうほどです(個人的にすごいと思う開発者さんのひとりだったりします)。

リスクマネジメントですが、最大ドローダウンから見て$5000で0.1(1万通貨)でも良いかもしれません(ごめんなさい)。

  • $500(5万円):0.01ロット
  • $1000(10万円):0.02ロット
  • $5000(50万円):0.1ロット
  • $10000(100万円):0.2ロット

 

まとめ

GEM-Tradeの無料EA人気ランキング1位のEA、nekonoteさんの「カコテン iMomentum (type DI) GBPJPY」を検証してきました。本EAのように順張りEAを入れておくと、相場が大きく動いたときに大きな利益をいただけるようになります。

本来、相場は上昇しようが下落しようが、大きく動いたときに利益がもらえるもの。ちょっと円高に振れたからといって含み損になってしまうレベルは卒業して、次のステージ目指して参りましょう。

>>GEM-Trade(ゲムトレード)公式ホームページ


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しゃまらーしか

しゃまらーしか

ひょんなことからFXサイトを作ったシステムトレーダ。東京都港区在住。スプレッドシートを使って過去のチャートを分析するのが得意です。MT4を使ったEAの開発もしています。大好物の甘い物を求めて、今日もVivienne Westwoodのお洋服をこしらえて甘味処を探索しています。

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