「この世でいちばん大事な「カネ」の話」という王道を


この世でいちばん大事な「カネ」の話
FXをやっている方、とりわけシステムトレードに興味がある方、さらに言えば様々な商材にコテンパンに振り回された結果に辿り着くだろう拙サイトにおいて、「「この世でいちばん大事な「カネ」の話」」と言われても、「お金の大切さはすでに知っている」と一刀両断されてしまうのは目に見えております。

お金の大切さが分かるからこそFXをはじめて、お金の大切さが分かっているのに様々な商材に手を出してしまうのは致し方がないこと。

周りに「あのインジケータを買ったけど、まったく使いものにならない」「ホントにあれは使えない」とブツブツ文句ばかり言っている人間がいましたが、コピーを鵜呑みにしてしまったりと商材に振り回されてしまう情報弱者である自分のことは棚に上げてしまう人間の恐ろしい面を見た気がしました。

いえ、そうでもしないとやっていけないのです。他人を攻撃することで自分を正当化するのは人間の本質で言えば正しい行動だと思います。もちろんそれが道徳的に正しいのかと言えばその限りではありません。

そもそも道徳ってなんじゃ? などと言い出すとキリがないのです。少なくとも相場の世界においてはみんなが良いと思っていることはことごとく外れるという皮肉な結末が待っています。

さて、インターネットで検索した結果、どのサイトも「感動です」「得るものがたくさんありました」というレビューが多かったので、少しばかり脇道に逸れてみようと思ったところ、序文から本の内容にまったく触れないという始末です。

「自分のことを話せばいいじゃん」と思われるやもしれませんが、仮に価値があるとするならば、それは自分の持っている「FXの知識」であり(仮定ですのであしからず)、「自分」ではありません。

このあたりを勘違いしてしまうと、ごく普通の一般人でありながら「今日のランチ」を投稿するブログになってしまったり、はたまた「一般の方とお付き合いさせていただいております」というコメントすら発信してしまうのでございましょう。

ここは投稿すればお金が貰えるアメブロの「有名人」カテゴリではないのです。情報を発信しなければならないのです。

さて、発信、発信、今日も元気に発信してまいりましょう。

 

西原理恵子さん

本作「この世でいちばん大事な「カネ」の話」の著者である西原理恵子さんについて少し見てみましょう。

西原理恵子さんの代表作には「毎日かあさん」「いけちゃんとぼく」などがあげられます(どちらも映画化された無難な作品をあげました)

高知県でひどく貧しい生活をした後、ヘタウマなイラストレーターを目指すべく上京というエピソードが本書の中でも語られます。

「最下位による、最下位からの戦い方」という考えのもと、美術専門の予備校に通いながら、出版社を周りエロ本の出版社で仕事を獲得していくと。

ビジネス論ではありませんが、「美術」とプライドお高い生徒には目もくれず、彼ら彼女らが決して手を出さないエロ本出版社から仕事を得るというのはニッチ産業万歳の考え方といえます。

 

ギャンブルで5000万円溶かす

自分の体験を漫画にすることもあり、麻雀をはじめとしたギャンブルに手を出すも10年間でトータル5000万円を溶かしたとあります。

「バクチに追いつく稼ぎなし」

という言葉がありますが、稼ぎが追いついてしまっていたという西原理恵子さんの収入も相当多いことが分かります。

そして、FXに用意した1000万円もあれよあれよという間に溶かしてしまうという…。この1000万円は5000万円の中に含まれているのかは分かりませんが、ちょうどサブプライム問題の頃なので、外貨買いのポジション(クロス円の「買い」)でやられてしまったものを思われます。

 

女性が女性を語る目線も面白い

流行りの言葉を使わないことより残酷に響く言葉もあります。

女の子たちは、いい目が見られる若いうちに、町から出ていっちゃう。いつの時代も「若くてカワイイ」は女の子が世の中を渡り合うときの有効な武器だからね。

でも、そういうなけなしのカードさえ持ってない男の子たちは、育った町から飛び出すことがなかなかできない。だから、男の子たちは「いかに自分は根性がある人間か」をまわりに示すために、地元で盛大にはっちゃけるしかない。

いわゆる地方都市特有のいつまでも同じ場所に留まっている「DQN」というのがネットスラングらしい言い方でしょうか(地元に残ることが悪いという意味ではありません)。

「女の子なんだから、おごられて当然よね」っていう文化があるよね。わたしは、あれもどうかと思ってる。

その根拠は、何?

「わたしみたいなカワイイ子が一緒にご飯を食べてあげるんだから、払ってもらうの、当然よね」? どんな理屈をくっつけようと、お金をタダで出してもらうことが習慣化しているというのは、おそろしい、よくないことだと思うよ。

女の子だって、ワリカンで当然くらいな気持ちでいなさいよ。

また、「女の子だからおごってもらって当たり前」という感覚は危険ということにも言及しています。個人的には西原氏と同じように女性の「若くてカワイイ」は武器だと思うので、若いうちは武器にするのが良いと思っています。

ただ、女性が年齢を重ねて若い女性の嫉妬するようになった頃、稼ぎのある男性には選ぶ権利があるというのは知っておく必要があると思います。当然ですが、男女問わず、ぬるま湯に浸かってきたツケは必ず回ってきます。

 

さて、FXにどう生かすか

FXサイトらしく、やはり読書感想文ではなくFXにどう生かすかということが必要になってきます。

お金は大切であるという本書の前提のもと、意外かもしれませんが、とにかく真面目に勉強を続けることが大切だと思います。「楽して稼ごう」という気持ちで相場に臨んでいる限り、絶対に利益を出せるようにはならないかと。

また、FX以外にも収入源がある人も、リスクヘッジという面からもひとつの収入源に依存しすぎないということも大切です。個人的には20%以上は依存しないように気をつけています。

そして、アフィリエイトなどにも共通して言えるのは、西原理恵子さんが体を張ってギャンブルをした体験を漫画にしたように、生の体験を記事にすることが大切であるということもあります。

すべて無料で済まそうという人も多いですが、「海老で鯛を釣る」ように(若干意味が異なりますが)、動画紹介にしても何にしても投資は必要です。

 

まとめ

「この世でいちばん大事な「カネ」の話」という王道を、いかがでしたでしょうか。

最近、アフィリエイトについてふと思い出しました。無料で得られる情報を元に作った薄いページで月に0円、実際にサービスに加入して月に1万円支払って生の体験を記事にして月に30万円報酬が発生するのなら自分は後者を選びます。

「お金は回る」ように、大事な「お金」だからこそ、使うところではきちんと使わないといけないのかもしれません。FXからいくばくか逸れましたが、お金を稼ぐ上ではとても大切だと思います。

そうだ、過剰な最適化をしていない良質なシステムトレードは無駄なトレードがあるからこそ、定期的に利益を得られるのです(強引)。

この世でいちばん大事な「カネ」の話(新装版)


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しゃまらーしか

しゃまらーしか

ひょんなことからFXサイトを作ったシステムトレーダ。東京都港区在住。スプレッドシートを使って過去のチャートを分析するのが得意です。MT4を使ったEAの開発もしています。大好物の甘い物を求めて、今日もVivienne Westwoodのお洋服をこしらえて甘味処を探索しています。

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