なぜ日本人はFXで負けるのか?


なぜ日本人はFXで負けるのか?

世界で最初に近代的なトレードが確立された国……それは日本です。諸外国が占星術や易などの牧歌的な方法を使っていた時期、堂島の米相場ではチャート分析からアービットラージまで何でもありでした。では最先端を走っていた日本人の多くが、なぜ今になってFXで負けるのでしょうか?

本コラムでは欧米式トレードを1,400名超に教えるユーデミー人気講師が「日本人がFXで負ける理由」をバッサリ解説します。

なぜ日本人はFXで負けるのか?

マイナビニュースにあった記事です。「FX攻略.com」の連載でもおなじみの佐々木徹さんがマイナビニュースでコラムを執筆されていました。

「もう知っているよ!」という方は良いのですが、「なかなかFXで利益が出ない」という方は一度読んでみるのをおすすめします。もちろんある程度は知っているけれど、他人の意見を聞いてみようという頭がやわらかい方も必見です。

あなたは買い物に行くのは好きですか? モールやスーパーに行って、好きなものを買うことができるのは楽しいですよね。ところが、この買い物と同じ感覚を外為FXの取引に持ち込んでしまうと、不利さ爆発になってしまうことがあるのです。

この感覚ってすごく大切だと思います。システムトレードに慣れた方、またはMT4とねんごろな関係(死語)の方なら分かりやすいのですが、桁数が分かりやすく解説されています。

 

日本人=「ズレた桁の世界」の住人?

たとえばフランスに住んでいる人に1ユーロで買える米ドルはどれだけ? と聞くと、「1.08ドル」というふうに出てきます。そう、瞬時に2つの通貨の比率だと理解できる数字です。1.08倍……ですね。

ところが日本で同じことをやるとどうなるか? 1円で買える米ドルは「0.008」ドルとかになってしまうのですが、すると比率という感覚ではもう捉えられない。日本円だけ小数点の位置が2桁ずれているんですね。本来は100円が1円、つまり120円で売っているリンゴが1円20銭とかだと、1.0 USD =1.18JPY とかになるので直感的に把握がしやすいわけです。

逆にいえば、私たちは「ズレた桁の世界」に住んでいることを理解することが必要になります。そこを押さえていないと、「海外の通貨を日本円でお買い物する」感覚になってしまうのです。

また、記事の中では、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円といったクロス円通貨は「難易度が高い」と指摘しています。元記事にあるグラフを見るとたしかにそう見えますが、個人的には特に変わらないかなぁと思ってしまったり(否定しているわけではないです)。

ただ、最近のニュースでもありましたが「1ドルが112円を回復しました」っていう類のもの。「回復」ってちょっと違和感がありました。この場合、ドル円相場のことを言っているのですが、そもそも為替相場というもの自体、2国間の通貨の強弱を表すものであって、「下がる=悪い」というわけではありません(株価ならまだ分かります)。

回復というのは「ドル」が「高く」なったにすぎず、我々日本人の通貨である「円」は「安く」なっている、どちらかに目線を合わせるとすれば、回復はおろかダメージを食らっているが正しいのかもしれないと、至極どうでもよいことを思ったのでございました。

そのどちらに動いても利益が出せるというのがFXの最大の旨味だったりもするのですが…。


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しゃまらーしか

しゃまらーしか

ひょんなことからFXサイトを作ったシステムトレーダ。東京都港区在住。スプレッドシートを使って過去のチャートを分析するのが得意です。MT4を使ったEAの開発もしています。大好物の甘い物を求めて、今日もVivienne Westwoodのお洋服をこしらえて甘味処を探索しています。

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