なぜ人間は「確率を理解せずに」行動するのか?


なぜ人間は「確率を理解せずに」行動するのか?

巷で人気の宝くじ売り場。テレビ番組で長蛇の列が紹介されているのを見かけることがあります。きっと、みなさん「自分は」宝くじに当たると期待して買うのでしょうね。でも、1等の当選確率は1000万分の1です。前後賞を合わせたとしても、1000万分の3です。たとえこのような絶望的な確率でも、どうして「自分は」当たると期待できるのでしょうか。

タバコを吸っている人は、タバコを吸わない人に比べて肺がんになる確率は、4.4倍に上昇すると言われています。肺がんになった人のうち、男性の68%、女性の18%が喫煙者だという調査結果もあります。でも、多くの喫煙者は「自分だけは」その4倍の確率には、当てはまらないと信じてタバコを吸っています。

この確率に関する2つのケース。何だか変な感じがしませんか?

なぜ人間は「確率を理解せずに」行動するのか?

ZUU onlineにあった記事です。宝くじには当たるかもしれないけれど、タバコを吸っていても死ぬわけではない。確率で考えると反対かもしれませんが、他人がどうこうしていても関係ない、これがもっともしっくり来る答えかもしれません。

僕は事務所が池袋にあるので日常的に池袋駅を使うのですが、そこにも毎日人で賑わう宝くじ売り場があります。たくさんの人に夢を売る宝くじ売り場で働く人たちのお給料の出どころは…現実は知らない方が良さそうです。

 

日常的に経験する「アレのパラドックス」

記事では期待値を使った実験がされています。

実験は、1988年にノーベル経済学賞を受賞したモーリス・アレが行ったものです。この実験では「0から1%の変化には過剰に反応するが、30%から31%への変化には反応しない」という結果が得られています。これを「アレのパラドックス」といいます。

つまり、人は滅多に起こらないことに異様に心配とか期待はするけれど、良く起こることに対しては、反応が鈍いという感じでしょうか。

また、もうひとつ例に出されている「保険」。滅多に起こらないことでも不安を煽られると入っておきたくなる保険も似たようなものです。そもそも保険のはじまりが船が無事に帰ってくるかを賭けていたギャンブルと言われています。そのギャンブルに乗るのも乗らないも…。

 

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しゃまらーしか

しゃまらーしか

ひょんなことからFXサイトを作ったシステムトレーダ。東京都港区在住。スプレッドシートを使って過去のチャートを分析するのが得意です。MT4を使ったEAの開発もしています。大好物の甘い物を求めて、今日もVivienne Westwoodのお洋服をこしらえて甘味処を探索しています。

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