南アフリカランドを使ったトレード手法「Rに歯がない」


ドル、円、ユーロは3大通貨と呼ばれており、対ドルを中心に円、ユーロ、ポンド、豪ドル、スイスフランは5大通貨ペアなどと呼ばれています。

しかし、世界には様々な通貨が存在し、NZドルや加ドルを取引する方も多いと思います(ドルカナダは世界的にはメジャ通貨ペアだったような)。

今回ご紹介するのは「Rに歯がない」。

R…R…R…ランド!

そう、今回の主役は南アフリカランドです。

 

「Rに歯がない」

「Rに歯がない」も複雑なテクニカルを使わずに作られた手法です。

以前から気になっていましたが、「作られた」と言っても作ったのは僕です。尊敬の「〜られた」ではありません。受け身で書くとどことなく和訳みたいですね(関係ない)。

「Rに歯がない」はランド円の週足を使った手法です。

今回の名前は「ランドに歯がない」と呼びます。

それでは成績を見ていきます。

 

「Rに歯がない」の検証結果の前に

ランド円は通貨ペアの特色から見ても、デイトレードで積極的に値幅を抜いていくという手法は向いていません。

その前にランド円の特徴をおさらいしておきます。

  • スプレッドが広い(15pipsあるところも!)
  • 値幅が少ない(ピコッ…ピコッ…と動くくらい)
  • スワップ金利が高い(1日あたり130円以上も!)

以上の点から週足でゆっくりとスワップ狙いが賢い手法だと言えます。

「豪ドルならスワップは半分だけど値幅も狙える」とかどうか言わない…。

「週足でコツコツ」と言うと怪しい商材のランディングページみたいですが、利益があろうがなかろうが、損失が出ていようがいなかろうが機械的に決済をするので、ファンダメンタルズに怯える必要がありません。

自分に不利な情報は遮断し、有利な情報だけを得ようとするのは典型的なプロスペクト理論なんてカタカナ言葉の理論にぴったりの現象です。

 

Rに歯がない【ZAR/JPY・週足】

Rに歯がない

  • 検証期間:2011年〜2014年11月
  • 損益:+163.6pips
  • 勝率:57%
  • 平均勝ち:19.1pips
  • 平均負け:-22.5pips
  • PF:1.12
  • PR(損益率):0.85

遅ればせながら「Rに歯がない」の成績です。

ランド円の特徴から考えて優位性があるときだけロングで取引をします。

損益は+163pipsとやはり値幅はほとんど狙うことはできませんが、年間にしてスワップ金利が1枚あたり2万3000円ほどが期待できます。

これは現在の金利を維持する、もしくはそれ以上の金利であることが前提というファンダメンタルズの影響を受けます。

とは言え、BRICsに南アフリカを加えたBRICS(大文字になるのがポイント)の一国として、今後は期待できそうというのが個人的な考えです。

 

「Rに歯がない」まとめ

Rに歯がない、いかがでしたでしょうか。

積極的に値幅を狙ってトレードする手法と、スワップ金利に特化した手法も持つなどいくつかの手法を使い分けることでトレードは安定してきます。

トレードの参考になれば幸いです。


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しゃまらーしか

しゃまらーしか

ひょんなことからFXサイトを作ったシステムトレーダ。東京都港区在住。スプレッドシートを使って過去のチャートを分析するのが得意です。MT4を使ったEAの開発もしています。大好物の甘い物を求めて、今日もVivienne Westwoodのお洋服をこしらえて甘味処を探索しています。

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