FXはシンプルな手法でも利益が出せる


シンプル

移動平均線、ボリンジャーバンド、MACD、ストキャスティクス、RCI、RSI、一目均衡表などなど、相場の世界には数多くのテクニカル指標があり、それらを活用しているFXトレーダも多いと思います。

ボリンジャーバンドを使って±2σにタッチしたのを確認して、そのときにこれをフィルタに使って買われすぎなのを確認して、プライスボードの値動きに勢いがあればと、様々なテクニカル指標を使って相場に向かう。それはとても良いことだと思います。

しかし、現実は厳しく結果が出ないのではないでしょうか。

そんなときは思い切ってシンプルに考えてみるのもおすすめです。

 

シンプルな手法でも十分利益が出せる

いくつものテクニカル指標を使わないと勝てないと思われがちなFXですが、それは誰が決めたことでしょう。あまりに多くの書籍とインターネットの情報の波に飲まれて複雑にされてしまったものなのかもしれません。

FXは複雑なロジックなど一切使わなくても十分利益が出せるのです。

ここでひとつの検証結果をご紹介します。

  • 検証期間:2001年〜2014年8月
  • 損益:+7,170pips
  • 勝率:51%
  • 平均勝ち:48.9pips
  • 平均負け:47.5pis
  • PF:1.09
  • PR(損益率):1.03

信じられないかもしれませんが、テクニカル指標は一切使っていません。多少成績の波もありますが長期的には優位性はありそうです。また、ここでは詳細は省きますが「資金管理」を用いることでさらに優位性のある取引が可能となります。

 

シンプルな手法はいくつもの通貨でも通用する

先程はドル円のチャートをご紹介しました。

続いて、世界のマーケットでもっとも取引されている流動性の高い通貨ペアであるユーロドルを例にご紹介します。

スクリーンショット 2014-09-22 20.03.53

  • 検証期間:2001年〜2014年8月
  • 損益:+11,672pips
  • 勝率:53%
  • 平均勝ち:58.7pips
  • 平均負け:57.95pis
  • PF:1.12
  • PR(損益率):1.01

こちらも十分なパフォーマンスが期待できる結果となりました。相場は常に異なる顔を見せるためひとつの手法をひとつの通貨ペアで使うより、ふたつの通貨ペアを合わせて使えばより強力な手法となります。

気をつけなければいけないのは「今の相場」という言葉に騙されてはいけないということです。「今の相場に合わせる」という表現を度々耳にしますが(精確には目にしますが)、今の相場というのは過剰に最適化された手法がこれまでに稼いできた利益を吐き出した頃に気づくものです。

利益が出なくなってきたから変えるなどを繰り返していては、お約束の聖杯探しの度に出かけることになり、商材販売者とASP、アフィリエイタの養分になること間違いありません。

ときに手法を入れ替えることも検討しなければなりませんが、それは相場が変わってきたなど曖昧な言葉で片付けるのではなく、またマイナスが増えたという絶対的な証拠金の減少でもありません。

バックテストにある最大ドローダウンを更新したときに一度運用を止めるべきです。そして、これまでの利益の山を再度超えたときに運用を再開します。利益が元に戻るまでの機会損失はありますが、それ以上のリスクを抱えることは許されません。

 

シンプルな手法は再現性が高い

ふたつの通貨ペアでの検証結果を見て、テクニカルを使わないシンプルな手法でも十分に利益が出ることが分かりました。

また、勝率が50%程度でも利益が出るということも分かったと思います。

毎日勝ちを謳っているFXブログよりはだいぶ低い勝率に見えますが、インターネットで公開されているものの真偽はとても不明瞭なものです(もちろんこのブログ然り)。

何より多くのテクニカル指標を使った手法は、どうしても再現性が低くなってしまいます。それはきれいな右肩上がりの曲線を作るために、「カーブフィッティング」と呼ばれる過剰な最適化が原因です。

成績をきれいに作ることが目標となり、本来の利益を出すということを忘れてしまう、もしくは販売するためにきれいに見せかける、これでは本末転倒になってしまいます。

商材販売者はありとあらゆる手を使ってバックテストの結果をきれいに見せて利益を出したいと臨むトレーダを誘惑するのです。

お化粧をして繕うことよりも、まずは素顔を磨くことが大切なのと似ているかもしれません(また分かりにくい喩え)。

すべての相場で利益を出そうなどと思うのではなく。トレンド相場では順張りが機能し逆張りが損失を出す、レンジ相場では逆張りが機能し順張りが損失を出すということを理解しておくことが大切です。

そして、残った分が利益となります。多くのテクニカル指標を使って過剰に最適化された手法というのは、トレンド相場やレンジ相場にかかわらず、ちょっとした相場の変化(それは例えば特定の通貨のボラティリティなど)に対応できなくなり利益を吐き出していきます。

たとえばECB総裁の発言で相場が変わっただの長い目で見れば些細なことでも機能しなくなる手法自体、今後も機能するとは思えません。

 

まとめ

FXはシンプルな手法でも利益が出せる、いかがでしたでしょうか。

テクニカル指標を使わなくても、50%の勝率でも利益が出るというのは驚きますよね。

難しく考えてしまったあと、答えはシンプルだったときが多くあります。iPhoneを作ったスティーブ・ジョブズがそうであったように、FXでも難しく考えたあとはシンプルに考えることが大切なのかもしれません。

「FXはシンプルな方法でも利益が出せる」販売開始!


The following two tabs change content below.
しゃまらーしか

しゃまらーしか

ひょんなことからFXサイトを作ったシステムトレーダ。東京都港区在住。スプレッドシートを使って過去のチャートを分析するのが得意です。MT4を使ったEAの開発もしています。大好物の甘い物を求めて、今日もVivienne Westwoodのお洋服をこしらえて甘味処を探索しています。

You may also like...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA