「システムトレード 基本と原則」を読んで生計を立てる


システムトレード 基本と原則
トレードで生計を立てたいとは多くのトレーダが思うことですが、なかなか思うように行かないのが現実です。

一時は上手くいったように見えても続かず…新しい聖杯を求めても続かず…新しい商材を探すことに夢中になってしまう…きっと耳が痛い人も多いと思います。

EAをはじめとするシステムトレードだって常に勝ち続けるわけではなく、勝ち負けを繰り返して利益を出していきます(もちろん優位性があるならですが)。

ここではシステムトレードについて書かれた良書「システムトレード 基本と原則」を見ていきたいと思います。

 

「システムトレード 基本と原則」

「システムトレード 基本と原則」はブレント・ペンフォールドによって書かれました。

まえがきにも書いてある通り

ここには「こうすれば儲かる」といったたぐいの話は一切書かれていない。

いきなり「なんだ…」と落胆してしまいそうな気がしますが、「儲かる」と書いてあって役に立つものを見たことがあるでしょうか。

上手い話に飛びつかず、損失を出さないための方法、いかにリスクを分散させることが重要かなど、トレードをする人にとって大切なことが多く書かれています。

FXは広告の打たれ方からも「儲けやすい」「楽して稼げる」イメージが強くある金融商品の代表例と言えますが、現実は厳しく、参入したほぼ9割以上の人が損失を出して退場していきます。

そして、新しく参入した人の9割が、また損失を出しては退場していくという厳しい世界になっています。

 

「システムトレード 基本と原則」の内容

「システムトレード 基本と原則」にはトレードをする上で知っておくべきことがいくつも書かれていますが、いきなりその全てを網羅するのは難しいかもしれません。

最もうまく負ける人が最後は勝つ

この言葉も知っておきたい言葉です。多くの商材では高い勝率ばかりが注目されていますが、それらに注目した人たちは不思議と損失を抱える大衆のトレーダとなっています。

トレードでは必ず負けがあることを受け入れること、単純さを求めることなど、見落としがちなことにもきっと気づかせてくれるはずです。

 

誰がも経験した「現実と向き合う」

「システムトレード 基本と現実」の第1章は「現実と向き合う」となっています。

第1章では「1年目によくする間違い」「2年目によくする間違い」「3年目によくする間違い」として、売買、資金管理、心理の面でおかしやすい間違いについて言及されています。

レベルはかなり高く、たとえば「3年目によくする間違い」の売買ルールには、

  • 学んだことを捨てられない
  • プラスの期待値を理解できない
  • 売買ルールを検証できない

などがあげられています。これまで学んできたことがひょっとしたら間違いだったのではないかと認めることは容易なことではありませんが、次のステップに進む上ではとても大切なことと言えます。

プラスの期待値は続けることの大切さです。目の前の損益に振り回されて手法を続けていてはいつまで経っても利益を得ることはできません。

もっとも難しいことのひとつに、売買ルールを検証できないがあげられます。直近数回、数ヶ月の検証をすることはできても、それ以上の検証ができないというトレーダの方は多くいます。

検証をするには、たとえばエクセルなどの表計算ソフト、MT4などFXそのもの以外の知識が必要になってくるのも、ひとつの原因と言えるでしょう。

 

読み応えたっぷりの「一言アドバイス」

「システムトレード 基本と原則」の目玉のひとつとして、著名トレーダたちの「一言アドバイス」が付属しています。

中でも注目すべきはやはりトム・デマークとラリー・ウィリアムズのふたり。

結局、17人のプログラマーで4〜5年をかけて検証した結果、4つか5つの基本システムが最も有効だと分かった。(トム・デマーク)

システムが単純であるほど再現性が高くなることは僕も自分で検証してそう思います。

商材サイトなどにある「尤もらしいこと」というのは耳障りは良いですが、利益を出すこととはまた別物だと理解する必要があるでしょう。

リスクをとらなければ、リターンは得られない。(ラリー・ウィリアムズ)

ラリー・ウィリアムズは名言が多くありますが、今回は少し哲学的なものを選んでみました。

システムトレーダ必見!「ラリー・ウィリアムズの短期売買法

「システムトレード 基本と原則」の著者であるブレント・ペンフォールドは、ラリー・ウィリアムズに影響を受けただけあり内容の濃い文章を読むことができます。

 

まとめ

「システムトレード 基本と原則」を読んで生計を立てる、いかがでしたでしょうか。

今流行っている手法を探すことも、今流行っているトレーダの本を読むことも簡単にできます。

しかし、長期間相場に臨む上でそれらの選択が合っているのかと言えば、そうではない気がします。

もちろん僕にしたってこれからも切磋琢磨と相場に臨んでいく必要があります。

どこかストイックになれた人こそ、相場で生計が立てられるのかなと周りを見ていて思うこの頃でした。

システムトレード 基本と原則


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しゃまらーしか

しゃまらーしか

ひょんなことからFXサイトを作ったシステムトレーダ。東京都港区在住。スプレッドシートを使って過去のチャートを分析するのが得意です。MT4を使ったEAの開発もしています。大好物の甘い物を求めて、今日もVivienne Westwoodのお洋服をこしらえて甘味処を探索しています。

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