トラリピで大損した人っているの?



トイレットペーパーのお金
一方的な円安相場の煽りを受けて、FXではトラリピを代表とした自動発注の手法が流行しています。

下がったら買う、下がったら買う、上がったら売る、上がったら売る、リスクを最小限にした運用をすれば、誰がもコツコツと資産を増やしていけるという触れ込みで一気に広まったこれらの商品。

はたして本当に儲かるのでしょうか。

ちょいとここでは運用者たちの軌跡を見てみたいと思います。

 

トラリピとは

「トラリピ」とはマネースクウェアジャパンが特許を取得した独自の注文システムです。

トラリピ云々について説明すると長くなるので省略しますが、最近では相場初心者や裁量取引でこっぴどくやられたトレーダをターゲットに下記のような商品が次々と生まれています。

  • トラリピ(マネースクウェアジャパン)
  • iサイクル注文(外為オンライン)
  • トライオート(インヴァスト証券)

つまり「トラリピ」というのは商品名で、「ウォークマン」と「ポータブルカセットプレーヤー」みたいな関係になります(分かりにくい)。

ちなみにこのページのURLは「toraripi」ではなく「trarepe」の方が正しそうですが、細かい所は置いておきます…。

 

円安で儲かるトラリピ

この円安相場でトラリピをやっているトレーダの方はたくさんの利益を出しているようです。

実際にどんな方が利益を出しているのか気になってブログを見てみましたが、アフィリエイトサイトを除いても(覗いて除いても)、多くの方が利益を出しているように見えます。

みなさんの共通点は2013年1月以降に取引を開始していること。

これはとても重要なことなので覚えておきたいところです。

時勢を考えると円安相場に火がつきだしたところだと記憶しています。

そこで気になったのは、それ以前にトラリピをやっていた方はどうなっているのかというでした。

 

2012年までのクロス円相場

ここで参考までに2012年までの相場を振り返ってみたいと思います。

2012年までの1、2年間はドル円はとても取引できるような相場ではなく、1日に10pipsしか動かない日というのも多くありました。

他の通貨ペアにしてもクロス円は行き過ぎた円高があり(もちろん後付けです)、レンジ相場でまったりしていた記憶があります。

まさにトラリピなどレンジ相場を想定した手法にはもってこいの相場だったと言えます。

もちろんFX業者としてはFXの裾野を広げたいところ、FX初心者を、FXに疲れたトレーダの耳元で甘い言葉で囁くのです。

 

以前からトラリピをやっている人

誤解のないように言っておくと、僕は「トラリピ」を代表とする注文システムに対して好意を持っているわけでもなければ、悪意を持っているわけでもありません。

ただ、あのときメディアに取り上げられたりした方々はどうなったかという視点でブログを書いてみたいと思います。

「買い」だけしかやっていないから「たまたま」当たったというのは除外しているのであしからず。

実際にお会いした方の中にも「以前はやっていた」という方もいました。

「以前は?」

毎月たくさん儲かる手法であるならやめる必要はありません。「以前はやっていた」という言葉の裏に隠された真実を掘り下げると人間関係が怪しくなってしまうためそっとしましたが、おそらく計り知れない代償があったのだと思います。

そして、そういう人たちが平気でお金をとって教えているというのがFXの怖いところなのです…。

 

トラリピ1
ひとつ目のブログはトラリピと言えばという方のブログです。更新の日付を見る限り2014年3月で停まっています。

ちなみにこの方の名前は現在でも月間700件ほどの検索があるので、やはり多くのトレーダに支持されていたことには変わりません。

 

トラリピ2
ふたつ目のブログです。上のブログにたくさんのコメントが届いていたので辿ってみたのですが、どうやらアカウントを削除しまったみたいです。

 

トラリピ3
3つ目のブログも同じようにページが見つからないようです。ブログを辞めてしまっただけなのか、何かあったのか気になりますが知る由もありません。

 

トラリピ4
4つ目のブログもやはりFC2トップに飛ばされてしまいました。継続することが大切なFXにおいて非継続では難しい気もしますが、やはり色々と事情があったのかもしれません。

 

消えたブログから得る教訓

多くのブログが作られては消えるのはこの世の常ではございますが、今回見たものはどれも威勢の良いコメントが散見されていた方ばかりです。

今回の件から見る限り、どの手法が良い悪いもたしかにあるかもしれませんが、こんなことが分かる気がします。

  • メディアに出ている者が正しいとは限らない
  • FX業者が奨めるものが正しいとは限らない
  • 多数派が間違っていることもある

もちろん前述の人たちが死んでしまっているわけではありませんし、失敗して新しく名前を変えてやり直していることだって十分に考えられます(某サイトで見つけました)。

今、流行っている某を使っているブログを書いている人も十分注意が必要です。

 

まとめ

トラリピで大損した人っているの? いかがでしたでしょうか。

もし一定のレンジ幅を想定したトレードをする場合、「一定のレンジ幅」を超える確率が1%でもあることを肝に銘じておく必要があります。

「いつかは戻る」を信じたい気持ちも分からないではないですが、損を受け入れて優位性のあるトレードをすることも大切です。

スワップを得たいなら週、月、このくらいでリセットをする方が安全だとついつい思ってしまいます。


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しゃまらーしか

しゃまらーしか

ひょんなことからFXサイトを作ったシステムトレーダ。東京都港区在住。スプレッドシートを使って過去のチャートを分析するのが得意です。MT4を使ったEAの開発もしています。大好物の甘い物を求めて、今日もVivienne Westwoodのお洋服をこしらえて甘味処を探索しています。

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